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初めまして、作者の宵凪 彩華です。
第9話という変なとこで完結させてしまいました。
そして、ここからは、この物語の解説です
まず、語り手である真宵 陽華ちゃんは、作者自身です。
そして、陽華ちゃんがいる世界は,隔世
つまり、死後の世界です。
なぜそうなる?と思った方いますよね?
陽華ちゃんが説明していた神様のお名前から推測ができちゃうんです
宵闇様。
彼のお名前の一文字目、四文字目を取ると?
あら、不思議。 よいやみさま→よみ=黄泉
黄泉の国というわけです。
つまり、宵闇様は,黄泉の国に落ち、夫の伊弉諾様が黄泉の国に迎えに来てくれたが地獄の炎の影響で顔が醜く歪んでしまっていた。 それに驚いてしまった伊弉諾様を地獄の果てまで追った神様。日本神話の伊奘冉 様です。
そして、陽凪様。
彼女は,伊奘冉様と関連がある神様にしたかったんです。それは、天照大神様。
そこに関連があるの?って思うかもしれません
説明しますね。
伊弉諾様と伊奘冉様には、お子様がいらっしゃいました。
それは、八岐大蛇を退治し,天叢雲剣を手にした神様。須佐之男命様。
ちなみに、天叢雲剣は、べつの言い方があります。こちらの方が皆様にも馴染みがあると思います。
その名も草薙剣。
そして,その、須佐之男命様と天照大神様は、姉弟なんです。
つまり、何が言いたいかと言いますと
伊奘冉様と天照大神様は、親子なんです。
Wikipediaには書いてなかったけど。
絶対みなさん思いましたよね?
この作者日本神話要素めっちゃ入れるやんって。
正解です(?)
ここは、作者の私情になります
作者は学生なんですね。
とある論文(卒業論文)のテーマを日本の神話にするぐらい 日本神話が好きなんです。
なので、日本神話の物語を書きたかったっていうのが理由です。
この小説を見ていたTwitterのFFからの質問
なぜ、遊郭要素、狐面という和風要素を入れたのかを説明します。
先ほど言ったように、作者であるあたしは、
日本神話が好き。もちろん、海外の神話も好きですよ?
そして、もう一つ趣味があるんです。それは、
神社、仏閣巡り。
とある神社に行った時の話になります。
その神社は,佐賀県にあります祐徳稲荷神社です。行った時にとあるイベントがあっていたんです。『狐の嫁入り』という、結婚式をされている方の後ろを狐面をつけた状態で後ろに列を組みながら歩いていくというものです。
そこから、狐面という要素を入れることにしました。
もう一つは、作者の兄の仕事から由来してます。
作者の兄は、ホストをやってます。
兄に教えてもらったのは,この時代より前。
江戸時代辺りだった気がしますが『花街』というものがあり、そこには『遊郭』というものがあったと。
そして、その兄と行ったのが、祐徳稲荷神社。
そして、そこで兄が言った言葉から、『花街と遊郭要素』を取り入れることにしたんです。
その言葉が「祐徳稲荷神社ってさ、夜見ると中華風の遊郭に見えるんよな」なんです。
その時にこの小説に『花街と遊郭要素』を入れようと思ったんです。
そして、自分の私情では、ありますが
大好きな日本神話で何か物語を紡ぎたいということでこのお話。『宵闇の世界に舞う』が生まれたというわけです。
いかがでしたか?この物語の最後。
語り手である真宵 陽華の人生の結末がどうなったのか。
本当に神に成り変わったのか。
神に成り変わることなく亡くなったのか。
読者である皆様が陽華ちゃんを殺さなかったのか。
それは、読者の皆様の解釈にお任せします。
そちらの方が、作者から種明かしをするより
自分らしい解釈をしたほうが楽しいはずですから。
それに。物語の結末はひとつではない。
人の解釈次第で何通りもの結末が生み出せるのですから。
それでは、またのご愛読を。
解説まで読んで頂きありがとうございました。
宵凪 彩華。