TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

⚠️注意⚠️

この作品は顔面偏差値激高学園のセカキク!

の、番外編です!

キャラのちょっとした過去設定とかを書いてます!

この世の全てに関係ないです。

今回はあのヤンツンデレデレアーサーくんです!

ではどうぞ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


なあ、なんでだ?

俺はお前をこんなに大切にしたのに。

俺を捨てるのか?

なんでなんだ?




俺には昔から好きだった女がいた

そいつと晴れて付き合えた時は天にも登る気分だった

俺はそいつを本当に愛していたし愛されていると思っていた。

まあ、思い違いだったみたいだけどな

「別れよ?」

ある日平然とそいつは言った、とんでもない衝撃だったよ、なんで?で頭がいっぱいだった

「なんでって…なんか…重い?」

「GPSとか束縛されすぎて疲れちゃったんだよねー」

「それに、」

『私アーサーの顔と財力にしか興味ないんだよね』

この言葉で俺は悟った、愛していたのは俺だけだったんだと、重いのは、愛が重いのはいけないことなんだと。

「あ、でも別れるといってもまたお金位は貸してくれるでしょ?大富豪だもんねアーサーの家♪」

最初、何を言われているのか分からなくなった、そして急に

世界に色がなくなってしまった

今までこんなに好きだったそいつの顔がくすんで見えて、あんなに静かに聞こえた外の音が騒がしく感じてしまった。そいつへの愛は、意外と簡単に消え去ってしまった。いつも二人で喧嘩していたフランシスも、今日ばかりは慰めている…気がする。

でも、そんなのどうでもよかった。

受験、忘れていた

勉強、していなかった

恋愛、まともな恋愛はしなかった

問題が山積みだ、とくに受験、あいつと同じところじゃない方がいいよな、…現実に向き合わせてくれて、感謝してるんだぜ?もう名前も忘れたけど。

そこからは勉強、勉強、勉強、勉強、何かに取り憑かれたようにやっていた。偏差値の低い高校ではなく、フランシスと同じところに行った。余裕で受かっていた。そりゃあ俺だからな、当たり前だろ。

俺に恋愛は必要ない、と区切ってから、友と呼べる存在は少なくなってしまった。だがいい、依存ぐせを直せたんだ。誇るべきこと、『栄光ある孤立』なのだ。

俺は依存しなくなったんだ。

3年になると、生徒会長とやらになれた、心底どうでもいい。顔と財力にしか興味ねえやつらに囲まれて、俺はなにがしたかったんだろうな?

でも変わった。

本田菊に出会った。

一度目はハンカチを渡してくれた、二度目はあいさつしてくれた、三度目は、俺の友達になってくれた。

…こういうの、何ていうんだろうな、3目惚れ?いやないか、まあ恋に落ちてしまったんだよな。連絡先も交換してもらえた、


世界に再び色がついた。



俺が直した依存ぐせを戻した罪は、重いからな?

この作品はいかがでしたか?

218

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚