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守れなかった.桃赤

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守れなかった.桃赤

1 - 守れなかった.桃赤

♥

1,022

2023年05月30日

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「赤」『桃』


【 次のニュースです。

先程、東京都𓏸𓏸区にて交通事故がありました。警察の調べによると道路に飛び出し自殺した可能性が高いもよう。】

赤「はぁぁ、最近こーゆうニュース多いなぁチャンネル変えよっと…っ 」

【少女の手首には

「弱い私でごめんなさい。赤くん大好きだよ」

と書いてあったといま情報が入りました。】


「 え、? 」


(まさか俺のリスナー、?

一門一句同じなことなんて中々ないし、、

こんな名前の人は俺しかいない、)


Twitterを覗くと俺のことで荒れ果てたTL .


混乱のあまり立ちすくんでいるとインターホンが鳴った。


桃『 あか〜?? 空けてー 』


出迎え用と歩こうとするが足が手が震え動けなかった。


『あか、?』


彼の声と顔を見た瞬間今までの感情が溢れ出し俺はその場に座り込んで寝てしまった。



桃目線.


早めにレコーディングが終わり家に帰るとたまたまチャンネルに手が当たりテレビがついた。


いまは夕方18時、番組の殆どがニュースだろう。


つまらないからYouTubeを見ようとチャンネルに手をかけると、


【次のニュースです。先程….】


『え、っ…は、?』


どうやら赤のリスナーが飛び込みをし事故を起こしたらしい。


赤の名前を読み上げたせいでネット上は大荒れ状態。


赤を一人にしては行けないと思う前に体は家前でタクシーを捕まえていた。


『あの、できれば急いで欲しいです..』


「すみません、いまさっき暗いニュースがあったもんですから…」


『そうですよね、すみません、』


そんな会話をしながら赤へLINEを入れるが既読は一向に付かない。


元々溜め込みすぎる性格で一人で悩みがち、

それを匂わす発言も最近多かった為不安だけが増し早く付かないかと緊張感が走る。


「あ、着きました、、」


そう声をかけられおれは即座にお金を大雑把にトレーに乗せてタクシーを飛び出した。


「あの、おつりが、!!」


『おつり要らないので行きます!!!』


そう叫びながら赤が住む部屋まで走る。


インターホンを押しても声は返ってこなく必死に声をかけた.


『あか〜 空けてー 』


やっぱり声は返って来ない。


無意識にドアを手前に引くとガチャッと音を立て開いてしまった。


不用心だなと思いながら駆け足で赤を探す。


部屋は静まり返っていて猫や犬達が俺を呼ぶように部屋の奥へ走っていく。


『あか、?』

そう声をかけると、ビクッと反応して床へ崩れてしまった。


慌てて駆け寄り顔をみると、すぅすぅと寝息を立てていた。


少し安心と大きな不安を胸に小さな赤をベットへ運ぶ。


『お前ちゃんと食ってんのかよ、ッ 』


その質問に返事がないまま赤をベットに寝かし俺もその隣に入った。



赤目線.


「ん..ッ..んぅ..」


意識が戻りフッと体が起き上がると俺の隣に桃くんが寝ていた。


意識が耐える前のことが一気にフラッシュバックする。


「んッ..はぁっ..あ゙ぁ゙..ッッ..」


息がしずらい.


苦しい.



桃くんがなにか言ってるけどわからない。


「..かひゅッ..やだぁっ..やだっ…ポロ」


急に強い包容感を感じた。


『 赤? 大丈夫、大丈夫だよ。 』


低い安心する声.


大好きな声.


『ほら、戻っておいで。』


「桃くッッ..ポロ」


『赤、良かった、、』


「桃くん、どーしよう、、」


『…』


桃くんは黙って俺を抱きしめる。


「おれ..守れなかった、」


「守れなかったの..」


『あか、、』


「君の心を守るって約束したのに、ッ 」


『そうだね、でもあの子は赤のこと大好きって

思ってるってことは沢山守られてたんだよ。』


『そして俺らは全ての人を幸せにはできない。』


『リスナーだって俺らに迷惑かける奴も居るし、

毎日俺らを応援してくれてる人も居る。』


『それと同じだよ、きっと。』


『赤はいつも頑張ってるよ』


「がんばって..ない….ポロ..」


『いや頑張ってる。』


『サムネだって何十分と時間使って見やすく

みんな好みにしようと作ってるじゃんか』


『アニメ台本も、俺らが録音した編集も、』


『なによりリスナーのこと誰よりも思ってるだろ。』


『赤はすごいんだ。偉くて凄い。』


「ッポロポロ..んぐぅっ…ポロ..ゔぅ゙..ポロポロ」


『泣いていいんだよ。頑張ったな。』


その言葉を合図に俺は声が枯れるほど泣いた。


ひたすら泣いて桃くんに甘えた。


『落ち着いた?』


「コクッ」


「ぁ..」


『ん?どした』


「鼻水付いちゃった..ごめん..」


『そんなん気にしてないわ笑』


『赤の方が涙と鼻水でびっちょびちょ』


「うるさいなぁ、笑」


『タオル持ってきていい?』


「うん、洗面所にあるよ」


『うぃ』


数分後_


タオルと水を抱えて歩いてくる桃ちゃん。


おにぃちゃんみたい..


『なんでだよ笑』


どうやら声に出てたみたい..


「ごめん、笑」


俺のおにぃちゃんはこんな優しくなかったな。


俺が良い子じゃなかったから..


『赤?また変なこと考えてるだろ』


「えぇ、そんなことないよ大丈夫、」


『赤水飲も』


「いらなぁい。」


『お前ばか泣いたし脱水が心配だから〜』


『おねがい 一口だけ』


「わかった..よぉ」


桃くんから受け取った水を少しづつ飲む。


それを安心したように見つめる桃ちゃんはおにぃちゃんじゃなくお父さんかも笑。



その後は二人で話ししたりゲームしたりして過ごしましたっ.






end.

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コメント

5

ユーザー

時差こめ失礼します めちゃくちゃすきでした🥺 右のスライドバー(?)が終わらないようにずっと呪ってました(は? ぶく失です!!

ユーザー

話の内容全てが最高でした😭😭 ブクマ失礼します!

ユーザー

んふ、んへへ 今日保健室のお世話になっちゃって落ち込んでたけど体に染み渡るぅ... るあのストーリーみたら元気になった(💪・▷・)

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