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kzlr
年上×年下
いちゃいちゃしております
地雷さんは回れ右
口調がちょっと狂ってるかもです
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「だからっ! 俺は躯を洗いに来てたの!」
ぷりぷり怒りながら、俺は再びシャワーを浴
びながらやけにご機嫌で隣りでシャワーを浴びている葛葉をじろりと睨み付けた。
あの後、実は続きで抜かずの二ラウンド目へと突入して、結局躯の中を洗いに来たはずなのに、再び内股を伝い落ちる感触に眉をひそめる結果になってしまっていた。
「良いだろ、別に。気持ち悦かったろ?」
「… …ッ、よ、ヨかったけど! そーゆー問題じゃねぇの!」
抱く側は解んねぇだろうけど、抱かれる側にはそれなりに苦労も多いからね!
ぎゃんぎゃん叫ぶ俺に、葛葉は不意ににんまりと目を細めて、ずい、とその整った顔を俺に近付けてきた。思わず、う、と顎を引いた俺に、葛葉はやけに楽しげに笑って薄く口を開く。
「俺も男だ。きっちり責任取って、お前ン中、もう一回洗ってやるよ」
「ば… …っ!」
バカ ―――― ッ!!
結局、喉を潤してご飯にありつけたのは、お昼もとうに過ぎ、そろそろ空が夕闇に包まれ始めた頃だった。
なかなか会えない分、たまの休みが重なったら、思いっきり抱き締めてもらえるのが良いのだけれど。
抱かれる側には、何かと苦労もあるのです。
けれど、それも愛情の証なら、「ま、イイかな」なんて思う俺がいるから、「恋」ってヤツは不思議だなぁ、と思うのです。
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お疲れ様でした。