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こんにちは〜今回はイラコン最優秀賞となった方からリクエストを頂けたので
日バチを書きます。
⚠️・日バチ
・宗教
・お互い恋愛感情はきっとない。
戦争賛美、政治的意図、特定の宗教への勧誘や否定の意図なし
キャラクターとして見ていただけると幸いです
ガチャッ
「扉を開けてくださったということは、貴方も救いが欲しいということですね!」
「あぁ、お可哀想に…こんなにクマを作ってしまって__悩み、あるのでしょう?」
「教祖様はどんなお悩みでも、力になってくださいます。」
「□□教を信じれば、貴方は幸せになれるのです。」
バチカン「さあ、貴方も□□教に入りましょう!」
日本「…………何をやってるんです…?」
休日の早朝に家のチャイム音で起こされ、寝ぼけまなこで玄関へ向かう。
すると、扉の前には小さな青年…、
バチカン市国が、立っていたのだ。
しかも……なんだ。
何故か彼は、□□教を勧めていた。
日本「朝っぱらからなんですかぁ…?宗門改でもしたんですかぁ…?」
バチカン「そんなわけないでしょう!」「ただ、□□教の教えにも共感できるところがあって、まだ広まっていないから広めようと思って__」
日本「それで自ら勧誘活動ですか…はは、関心な事ですね、”こんな朝っぱらから”」
嗚呼…あぁそうだ。
私は今、数少ない貴重な休みを、 彼に奪われているのだ。
久しぶりにもぎ取った休日を、無駄になんかしたくない。
……まぁ、彼の気持ちは本物だろうし、熱意も伝わってくるのだけれど。
申し訳ないが、今の私には、彼の言葉は全く響かなかった。
せめて出直してきて欲しい所だ。
バチカン「今は色んな国々に□□教を広めて回っているところでしてね!」「えと、たまたまこの時間にここへ着いたってだけで、その………わざとではなかったんです。申し訳ありません…」
日本「…つまり貴方、寝ていないのですか??」
バチカン「あはは、実は_。」
確かに、よく見ると彼の目元にも、薄らとクマができていた。
余程この活動が好きなのだろうか。
………私には理解できませんね。寝る間を惜しんで動き回るだなんて。
バチカン「かの有名な宣教師のようになりたいと思ったのですが…どうやら実力不足のようです。」「日本さんならと思って来ましたが、お休みのところ突然申し訳ありませんでした。」
「……ではまた。」
そう言ってもの寂しく扉を閉めようとする。
日本「ちょ、ちょっと!」
バチカン「なにか…?」
虚ろな目で、首をキョトンと傾げるどこか危うい小さな青年。
そんな青年を、私がそうやすやすと手放す……げふんげふん、
放っておくことなんかできません。
日本「貴方もクマ、できていますよ。」
「一緒に寝ませんか?バチカンさん。」
バチカン「一緒にですか?」
私は軽くかがみ、迷う彼と目を合わせ、手を繋いでやる。
すると、彼は照れた様子で目を逸らした。
……あぁなんて可愛らしい…
これならばもう、休日に起こされたという最悪な出来事も、なかったことにできそうだ。
彼が私の隣で寝てくれれば尚更…。
私は、「彼を抱き枕にして早く寝たい」などと思いつつ、はにかむ彼を堪能する。
バチカン 「すみません…やっぱりお邪魔してもいいですか…?」
日本 「………ふふ、」「えぇ勿論。こちらにおいでなさい、バチカンさん。」
バチカン 「…お邪魔します//」
私は彼の小さな手を取って、ベッドへと誘導する。
彼の可愛らしい手のひらは、小さいだけでなく、とても暖かくて…。
久しぶりのヒトの温もりに、感動してしまったことは、ここだけの秘密です。
日本 「壁際どうぞ。」
バチカン 「別に私、寝相は悪くないと思いますが…えとでも、ありがとうございます。」
それだけ言うと、素直にベッドへ腰を掛け、ウトウトし始める。
彼のことだからもっと気を使って、抵抗されるかと思っていたが… そういう素振りは見られなかった。
それほどまでに疲れていたのだろう。
日本 「ほら、布団の中に入ってくださいよ。一緒に寝てくれるのでしょう?」
バチカン「はい………ありがとう日本さん…」
日本「こんな状態でよく次の場所へ行こうと思いましたね、貴方。」
横になった途端、まぶたが降りる。
その度に目を開けようと必死になる彼の姿は、なんだか健気で可愛らしい。
日本「お隣失礼しますね。」
バチカン「あの、日本さん…手……繋いで欲しいです…」
日本「…………。」
あらまあ!そんなの、願ったり叶ったりですよ!
本音を言えば、抱きしめたかったのですが、そんな贅沢言えませんね。
日本「いいですよ。手、繋ぎましょうね。」
私はそっと布団を持ち上げ、体を滑り込ませる。
……暖かい。
布団と、バチカンさんの温もりで、まるで布団乾燥機を使ったあとのようにポカポカです。
あぁ、これは寝れる。
日本「初めて宗教勧誘が好きになりました……」
バチカン「日本さんもやりますか…?」
日本「ふふ、そっちじゃありません…」
「…貴方が来たから、好きになったんです。」
……あら、心做しか彼の手が、先程よりも温かくなった気がします。
なんて分かりやすいお方なのでしょう…
ここまで素直だと、おかしな宗教勧誘に、騙されてしまいそうだ。
バチカン「恥ずかしい事、平気で言わないでください///」
日本「…すみません。目、覚めてしまいましたか?」
バチカン「……覚めたら何かしてくれるのですか…?」
日本「ふふ、何がいいですか?」
そう聞くと、彼は手をギュッと握りしめ、一呼吸置く。
バチカンさんの為ならこの身を捧げたって構わない。そう思ってしまうのは、私も宗教にハマってしまう、素質があるのではなかろうか。
バチカン「その……出来ればハグして欲しい…です…頭も撫でて……」
日本「いいんですか」
バチカン「えっ、は、はい…」
……一瞬、これは夢なのではないかと思ってしまった。
バチカンさんからそんな事を言ってくださるだなんて願ってもないこと。本当に、いいのでしょうか?
なんなら、私からお願いしましょうか?あぁいえ、今お願いされたんでしたね。
…えと、夢じゃないんですよね…?大丈夫ですよね。
…と、眠気を吹き飛ばす勢いで、ひとリ静かに舞い上がる。
日本「失礼します」
バチカン「はい…//」
ぎゅぅ……
私はついに念願の、温かい抱き枕を手に入れた。
…すると、彼の腕も、私の背中へ伸びてきて。
日本「なっ、」
バチカン「おやすみなさい、日本さん…良い夢を………」
日本「おやすみ……なさい…」
彼の温もりが、直に伝わるようになった。
………っ、こんな、こんな幸せッッ
いいんですかバチカンさん!一緒に抱きついて寝てもいいんですか!?
こんな、こんなのまるで恋人じゃないですか!!
この状況でおやすみなさい!?無理です無理です絶対に寝れません!!
こんな心臓うるさくて、こんなに体を密着させてッッ
寝れる訳が!無いでしょう!!
……そう、思っていましたが。
やはり、布団乾燥機と温かい抱き枕の力には敵わず、私はゆるりと眠りにつきました。
日本「んん…あぁ私、いつの間にか寝て…」
時刻はもう、12時を過ぎていました。
バチカン「………スゥ…」
彼はまだ、小さな寝息を立てて、私に抱きつきながら眠っている。
日本「本当に寝相が良いのですね。」
……このままでは動けないですし、起こしたくもないですから。
日本「仕方がありませんね、3度寝でもしましょうか。」
彼の目が覚めるまで、私ももう一眠り
することにした。
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#カントリーヒューマンズBL
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コメント
3件
ぐぁぁ!!!ありがとうございます😭😭一回でいいから日バチ見てみたかったんですよ!!!想像以上に好きでした🫠 本当に書いてくださってありがとうございますぅぅぅぅ😭😭❤️❤️この上なく幸せです…!感謝 !!!
もう一生イチャイチャしててくれていいよ???
やばいやばいやばい!!!!!😭💕💕💕 日バチで宗教勧誘から始まるの天才すぎるでしょ〜!! 朝っぱらから勧誘に来たバチカンさんが実は寝不足で健気で可愛すぎて、日本さんの「一緒に寝ませんか?」からの流れエモすぎた…!! 手繋ぎたいお願いとかハグのやり取りとか、心臓バクバクするよ!!「こんなのまるで恋人じゃないですか」って日本さんの心の声、まさにそれ!って叫んだわ😭✨ 最後に3度寝しちゃう日本さんも含めて、すごく温かい関係性で大好きです…!!続き絶対読みたい!!