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「あっ、これはスマホ?」
「そうだじょ、ケヌキのスマホだじょ!」
・・・・
「ってタヌキエリアじゃ電波とどかねー」
「ふん!電源入れてみるんだじょ。」
ケヌキのスマホに電源が入った。
「ケヌキ〜画面の上に線が3本あるのが電波だじょ。」
「おいおい、マジか?タヌキエリアでスマホが使えるのかよ?」
「みたいだじょ!」
ケヌキはお店の棚の上にある丸いアンテナを見つけた。
「いく丸、あのアンテナはオマエが置いたのか?」
「知らないじょ〜、アンテナを置いたのはオイラじゃないじょ〜。」
「じゃ〜誰なんだ?」
「たぶん、空から落ちてきたかも?」
「んなわけねーだろ。」
「ケヌキ、スマホの取説は読むんだじょ!
最低限のアプリは入っているじょ。」
「おうぅ、よくわかんね〜けど使ってみるぜ!」
いく丸はパンプキンスープを飲んで割り橋に向かった。
「ケヌキ〜今度はスマホで連絡したら会えるじょ!」
「へっ、気がむいたらな。」
「ふっ、ケヌキ・・・恥ずかしいのかい?
クックック・・・」
「うるせぇ〜はよ犬エリアに帰れ!」
「バカタヌキ!」
いく丸は割り橋を渡り犬エリアに戻った。
ケヌキはスマホの取説がどこにあるのか一生懸命に探していた。
「わかんねーよ、スマホは嫌いだぜ!」