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「 ふーん… 」
シイの素っ気ない返事の後、強い風が吹く。
その風は灰色で濁った風だった。
「 皆さん!敵の攻撃の可能性もあります…!気をつけて…! 」
「 なるほど…姿を隠すのですね…小作な… 」
扇をひらひらと舞わせる。
「 悪は成敗すべき。だよね? 」
ぎゅっと握りしめるはベージュの熊の縫いぐるみ。
「 まためんどくさい事に巻き込まれそうな気がするよ、 」
そういう手には銃が構えられた。
四人は戦闘態勢に入る。
「 なーに、万全です。みたいにやっちゃってんのさ? 」
濁った風と共にやってきたのは一人のドールだった。