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完全なフィクションでふ。
若様の幼き頃はこんなんじゃありません。
若様幼少期改造有り
くそ長い+回想シーンみたいなんが多い。
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『お、おかあさん?』
『とうさん?』
『どうし、、あ”あっ、』
がばっ
若井「…ッはっ、」
若井「ゆ、、め、朝か、」
俺は最近有難いことに忙しくさせていただいている。
忙しくなるということは休みも少なくなる訳だ。
俺はゆっくり寝ることが少なくなった。
ただでさえ俺は夜型。夜は寝付けがよくないのだ。それもあり睡眠時間が短い。
もうこれについてはしょうがない。体質だ。
問題はこっちだ。最近俺はとある夢を見る。
幼い頃の夢だ。
毎回毎回同じ夢。
曖昧ではあるが。こんなくだらない夢見飽きた筈なのに起きると涙を流している時がある。
何故だろう、
しゃこしゃこ(歯磨き
若井「……ぐすっ」
若井「あれ?なんへ?」
若井「ぺっ、泣いちゃダメだ。滉斗。」
若井「あんな奴思い出したくもないんだろ?あんな事思い出したく無いんだろ?泣くな。泣」
若井「…っふぅ、ぐすっ泣…ずびっ」
若井「ううん、泣いちゃダメ。」
ごしごし
泣くな。
よく俺自身に語りかける言葉だ。
こんなことで泣きたくない。
あんな事で泣きたくない。
あの人の事で泣かないって決めたんだ。
前なら共同生活していたから涼ちゃんが助けてくれたのにな。
涼ちゃんが抱きしめてくれて泣き止むまで付き合ってくれてた。
今はいない。
本当ならないちゃった時は涼ちゃんを呼んで抱きしめて欲しいけどこんなつまらない事で涼ちゃんの時間を使いたくない。
若井「うし、行ってきます父さん」
ガチャ
ーーーーー ーーーーー
若井「はよーございまーす。」
大森「おはよ若井」
若井「ん、はよ」
藤澤「おはよ若井!」
若井「ん、おはよ」
藤澤「……若井ちょっと飲み物買いに行くの着いてきてくれない?」
若井「ん、わかった」
ーー
ーー
ーー
藤澤「また泣いちゃったんでしょ」
若井「なんで」
藤澤「分かるよ僕には」
若井「へへ、涼ちゃんは凄いや」
藤澤「思い出しちゃった?しんどかったね。おいで」
やっぱり涼ちゃんは優しい。
こうやって手を広げてくれる。
ぎゅ
藤澤「んへ可愛いね、若井、大丈夫だよ大丈夫。」
若井「ッッ涼ちゃん泣」
藤澤「また泣いちゃったらいつでも遠慮せずに僕を呼んでね。どんな状態でもすぐに駆けつけて抱きしめてあげる。」
若井「ありがとう、涼ちゃん泣」
この一言が俺にとっての1番の支えだ。
涼ちゃんは俺の幼少期の頃をよく知っている。俺が全て話した。何で話そうとしたか分からないが。
涼ちゃんは理解ある俺の大切な大切な人だ。
元貴にはあまり話してない。
元貴に話したら抱きしめて優しくしてくれるだろうけどどんなに予定があっても寝てなくても仕事中でも駆けつけてきそうで話してない。
仕事中とか大事な時はいけないからね。
元貴にはあえてだから。元貴の事をも思ってだから。
藤澤「落ち着いた?」
若井「うん、ありがと」
藤澤「良いんだよ。若井、泣いちゃったら絶対僕を呼ぶんだよ。撮影とかレコーディング中は無理かもしれないけどいつでも駆けつけるからね。」
若井「ありがとう涼ちゃん。大好き」
藤澤「だいっっ…!?///」
涼ちゃんは照れ屋なのか?
藤澤「とにかくっ、遠慮しないでわかった?」
若井「はーい」
藤澤「あ、ちなみにさ今日若井の家に泊まっていい?」
若井「急だな、いいけど」
藤澤「んふっ、ありがと。じゃっ戻ろっか」
優しい。
多分今日俺が寝るのを怖がってしまうから一緒に寝ようとしたんだろう。
分かってるな。
俺の事をちゃんと全部理解している人がいるっていいな。
頼れる。最高。
元貴も俺の事理解してくれてるし頼れる大切な人だよ。
大森「若井!涼ちゃん!探したよどこ行ってたの」
藤澤「飲み物買いにだよー」
大森「飲み物買うのに30分以上かかる事ある?」
そんなに時間経ってたの?
そんなに泣いていたんだ俺。
そんなに涼ちゃんに抱いてもらってたんだ。
ありがとう涼ちゃん。付き合ってくれて
藤澤「自販機に僕が飲みたいのなくてー自販機ハシゴしちゃってたごめーん」
大森「自販機をハシゴしてまで飲みたかったのそれ!?」
藤澤「うん、以外となくてー」
カルピスって自販機に無いことあるの?
俺カルピスが無い自販機あまり見たことないぞ?
まあ涼ちゃんの優しさだ。
大森「ほーん、まっいっか。今日は撮影だからね」
藤澤「はーい!」
若井「うん。」
ーーー ーーー ーーー
カルピス久しぶりに飲んだな。
うま。
大森「そういや最近若井の父さんと会ってないな」
若井「え」
藤澤「は?」
大森「あ、若井の母さんもあってないかも。若井の母さんと若井似てたからな」
母さんッ…
似てたッッッ……
やだっ、やだ、、
と、父さんッッ
俺の父さんッッ…
会ってないッ、
居ないっ、
会えないっ、、
どっち、、も
若井「ハヒュッ……げほっ、ごほっ、、」
藤澤「若井ッッ!!」
大森「え、ちょっ、何でどういう、、」
藤澤「若井?若井?聞こえる?」
若井「ひゅっ、、」
藤澤「大丈夫よ、」
若井「……ふぅ、」
藤澤「席外す?」
若井「けほっ、ううん大丈夫」
大森「え、ちょっと、は?」
混乱するだろう。
自分が発した言葉で相手が苦しくなっているのだから。
罪悪感は凄いだろう。ごめんね。元貴。
一瞬の間に幼い頃の記憶が蘇った。
曖昧だった記憶がまるで昨日のことかの様に。
鮮明に。
具体的に。
あの独特な“匂い”も。
あの嫌な気持ち悪い“音”も。
ごめん元貴。
重要な事を伝えてないから分かんないよね、伝えてれば。
もうここで話そうか。
、、、いや元貴には話さないままでいいかな。
ずっと一緒にいるから、あえて。
仲間外れとかではなく元貴を思って。
この話は元貴も衝撃がデカいだろう。
いつかは話すことになるが今はいいかな。
大森「わ、若井?」
若井「ごめんごめん、飲み物が変なとこに入っちゃって咽せちゃった。」
藤澤「若井、」
若井「涼ちゃんもありがと。心配してくれて」
藤澤「ッ、うん、」
大森「、、、。」
大森「若井、僕になんか隠してるとかない?」
藤澤「え、」
若井「……元貴に隠してる事なんてないよ」
藤澤「若井、」
大森「本当のこと言って。若井は僕の大切な人なんだから」
若井「本当。大丈夫だよ。」
ごめんね。嘘ついちゃった。
ごめん。
藤澤「若井、無理しないでね」
若井「ありがとう。」
ーーーーー ーーーーー
父さん。元気してるかな。
いつか会えるかな。
ごめんね、父さん。
僕のせいで。
、、俺の幼少期の話をしようか。
俺の母親は元々華奢で明るくて誰にでも優しい人だった。
だけど俺が小学にあがった頃態度は急変した。
最初は俺の事を罵倒を浴びせるだけだった。
小学1年の子供にとっては悪影響な言葉を平気で使っていた。
それだけならまだいいのだ。どんどんヒートアップしてきて遂には手を出される様になった。
痛い。
苦しい。
叩かれる。殴られる。蹴られる。踵落としをされる。物で殴られる。
母は力が強かった。だから偶に骨が折れていた。
アザもたくさん。だけど母は賢かった。
見えるとこには殴らなかった。
服をぬいだりしない限りアザが見えない様にしていた。だから先生も友達も信じてくれなかった。
俺の救いは父親だった。
父さんはまともな人だった。いつも俺の味方をしてくれた。傷の手当てをしてくれ、勉強を教えてくれ、ご褒美もくれた。
だが気が弱い人で母親に逆らえなかった。
だけど俺は裏でいつも一緒に居てくれる父さんが大好きだった。たとえ表で助けてくれなくても。
俺の味方をする父さんの事を母親は嫌っていた。
中学に上がると“大森元貴”という友達が出来た。
そう、あの大森元貴。今も隣にいる大森元貴だ。
元貴には何でも話せた。
虐待の事以外は。
ある日、元貴がうちに遊びに来た。
その日は母親が家にいた。
母親は笑顔で元貴を迎えた。
当たり前だ。あんな怖い顔で人を迎えるはずがない。
元貴は言った。
『若井の顔ってお母さんに似てるね!雰囲気も』
と。
母親の顔が引き攣った。
それもそのはず、母親が虐待をする様になったのは俺の顔が雰囲気が嫌いだったから。
なぜかはわからない。
俺の顔を見ると笑顔を見ると無性に腹が立つらしい。
そんな母親にとっては『似てる』という言葉は地雷でしかなかった。
母親はそのまま
『そう?嬉しいわ。ありがとう大森くん』
と返した。
元貴が帰った瞬間、母親は俺に切り掛かってきた。
避けて逃げようとしたが鍵が閉まっており逃げれなかった。
その後も何度も切り掛かってきた。
俺は少し深いかすり傷を負った。何個も何個も。
その時父さんが帰って来た。
父さんは一瞬で状況を理解して警察に通報をしようとしてくれた。
父さんが電話をかけて警察と繋がった。
俺は安心した。
しかし母親は父さんが警察に通報してることに気づいて父さんを襲った。
母親は父さんを刺し殺した。
背中から一発で仕留めた。その一撃で父さんは死んだ。
だけど母親は何度も何度も父さんを刺した。
気持ち悪い音。
血なんてドバドバだった。
そして何より強烈な匂い。
俺は咽せそうになったが声を出せなかった。何故なら声を出したら母親が襲ってくるからだ。
怖かった。
そう考えてるうちにも父さんは刺されていた。死んだのに。
母親は原型も無くなるまで刺し殺したかったのだろう。そんなに嫌いだったの?父さんのこと。
でもそれが母親の致命的なミスだった。
直ぐに警察が来て母親は取り押さえられた。
俺は唖然としていた。
ショックがデカかったからだ。
父さんは母親に殺され、母親は父さんを殺した。
父さんが刺されていた時は涙が出なかった。突然すぎたからだ。
あの後俺は警察に病院に連れて行ってもらい入院した。
退院して一人暮らしを始めた。
そしてミセスを組んで今。
元貴のあの一言で事件が起きた。
大丈夫、元貴の事は恨まない。
だって父さんは亡くなったけどあの母親が居なくなったんだもん。少し感謝だよ。
父さんが亡くなって10年以上が経つ。
早いな。
母親はあの後牢屋にぶち込まれた。だがいまはもう釈放されている。
今どうしてるか、どこにいるかは知らない。だけど、
母親は多分今も俺を殺したがっているだろう。
あー怖い。
俺は多分死と隣り合わせなんだ。いつ母親に襲われるか分かんない。
これが俺の幼少期ね。
元貴に何で言えないかって元貴が凄く関わってるからだね。
元貴に話したら自分を責めちゃうかもだから言えない。
ごめんね、元貴。
ありがとう、元貴
若井「元貴。」
大森「ん?」
若井「ごめんね。でも助けてくれてありがとう。」
大森「どういたしまして?」
若井「へへ、元貴が助けてくれなかったら今頃、、」
若井「ね、」
大森「ま、まあ僕が若井のヒーローになったのは分かったわ」
若井「はは笑、本当に僕のヒーローだったよ」
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終わり方、話の繋げ方迷走。
くっっら話。
あとこれフィクションですから!若様、若様のご家族こんなんじゃ無いですから!!
ちょっ、あの、
申し訳ございませんでしたぁぁぁぁ!!