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「とにかくあの二人には気をつけな。」
「うんありがとう祐介。」二人は各々のデスクに戻った。
「華ちゃんこの書類宜しく。」
「はい。」
「僕手伝うよ。」高雄が何食わぬ顔で言ってきた。
「部長助かります。」華が礼を言うと高雄は「良いんだよ~。」と体をクネクネした。
「華俺も手伝うよ。」
「祐介。」幸宏と高雄は華の乙女な表情が気に食わなかった。
無事仕事を終え定時になったので祐介と会社を出た。
「祐介ってホント頼もしいよね。」
「同期だから当たり前だろ。」二人が談笑していると二人のおじさんが後をつけているを感じた。
「もうやだぁ。」
「そうだキャッピー連れて俺ん家来い。」祐介の提案に頷き華はキャッピーを連れて祐介の自宅に行った。
「キャッピーデカくなったな。」
「私ご飯作るね。」
祐介はキャッピーをめいいっぱい可愛がった。
「ワンワン。」とけたたましい鳴き声で華に訴えた。
「どうしたの?」祐介はキャッピーの訴えに気づき外に指を指した。
二人のおじさんが手を振っていた。
「何で!?」
「どんだけしつこいんだよ。」華は思わず外に出た。
「華ちゃんあんな奴は駄目だよ。」
「そうだよ。」祐介も外に出て
「華が困ってますから帰って下さい。」キャッピーも
「ワンワン。」と威嚇した。
二人のおじさんはムスッとして帰って行った。
「祐介キャッピーありがとう。」
「腹減ったーなぁキャッピー。」
「はいはい。」華は再びキッチンに向かって玉ねぎを切った。
祐介が後ろから抱きついてきた。
「華いい匂いがするよ。」
「危ないよ祐介。」二人は食事を済ませ甘い夜を過ごした。
「華泊まっていきなよ。」
「ううん帰るねバイバイ。」
華はキャッピーと自宅に戻った。