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俺はそれから、ずーっと、その事について考えていた。
街を発展させる、ある物?
なんなんだろう?
しかし、考えてもさっぱり分からないまま日々は過ぎていった。
そんな日々の中でも、ライアは土かまどを発明した。
土かまどは丈夫で、温度調節もしやすく、焼き上がりが本格的になる、と言って大人気。
またしても、五カ月目の勝負では負けてしまった。
ルミナさんが言っていた、ある物が分かれば…
俺にも希望はある気がするんだ…
そう思って考えていると、隣街からマヨネーズ販売所に来たお客さんがぼやいていた。
「マヨネーズは美味しいんだけどさぁ…
宿屋がねーから、日帰りだよ。
遠いんだよなぁ。」
そうか!
それを聞いて俺は閃いた!
宿屋だ!!!
俺は早速300万エラを持ってゲンさん宅に向かった。
もちろん、お土産のビールとたこ焼きも忘れない。
「ゲンさん!」
「またか…」
呆れたのを通り越して諦めているゲンさん。
「宿屋を作って欲しいんです!
あ、これ、ビールとたこ焼きです!」
「お、ビールにたこ焼き合うのよねん♪
ま、まぁ、良いじゃろ。
270万エラじゃよ?」
「あります!
よろしくお願いします!」
そして、街に初めての宿屋が建つ事になった。
俺は宿屋に向けて、従業員の確保はもちろんのこと、ある物を合成して作り出した。
それは…
小麦、大豆、塩を合成して作った…
そう、醤油だ!
これさえあれば!
唐揚げ、肉じゃが、生姜焼き!
日本料理が作り放題だ!
俺は宿屋の食堂の料理人にそれらのレシピを教え込んだ。
そして、和食の食べられる宿屋がオープンした!
店長にはシャルマさんを指名した。
『和食』の効果もあって、お客さんが波のように押し寄せてきた!
「この鶏肉めちゃくちゃうめぇな!」
「油で揚げてあるんですって!」
「いやぁ、ただ揚げるだけじゃ、この味は出ないぞ!」
「ショーユで味付けしてあるんですってよ!」
とにかく和食の味わえる宿屋は大・大・大人気!
六カ月目から八カ月目の勝負では、俺が圧勝した。
そして、そのまま、俺がゴールテープを切るかと思われたその頃…
ライアは奥の手なるものを繰り出してきた。
それは…
土魔法を使った、究極商品…
そう、ゴーレムだ…!
ゴーレムと言ってもミニゴーレムだが、魔法の効果は最大で1ヶ月続き、家事や育児、農業まで行ってくれる優れものだ。
これは、爆売れした…
そりゃそうだ。
こんな便利な物が、1万エラなのだ。
みな、買うだろう。
そして、九カ月目、十カ月目の勝負はライアが取った。
#もふテロ