桃へ。

これは桃という少女への質問。

リアルで友達な私たち。

でも、

直接は言えないことがある。

それをここで言います。

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「無価値な私と、大切にされてきた君の嘘だらけの物語」

桃、あれ、読んだよね。

どう思った？

嫌だった？

こんなこと思ってたのか、って思った？

嘘つきじゃん、って思った？

ごめん。

私はこんな人間だよ。

でも、

知って欲しかったの。

私のこと。

隠したままで「友達」は、嫌だったからさ。

ごめん。

自分勝手でごめん。

でも、でもね、

もしも許してくれるなら、

こんな私も受け入れてほしいんだ。

私が桃のこと好きなのと、すずたちのこと好きなのは、

違うかもだけど！おんなじじゃないかもだけど！

でも、両方大好きなの！！！

私のこと、どう思ってるかわかんないけど、

これからも、

友達でいてよ？

あとね、もし、桃が私のこと好きじゃなくても、　友達じゃないって思ってても、

私は勝手に友達でいるから！

好きでいるから！

読んでくれて、ありがと。

また、学校で喋ってよ？

約束だから！

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ねえ、これを読んだ人に聞いちゃうけど、

私の想いが伝えられたかな。

………伝わってるといいな。

だって、これが私の素直な気持ちだから。