テラーノベル
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久々ちゃんねるだにょん
黄赤😆😆😆😆
俺らが出会ったのは小一の頃、たまたまクラスが同じになった。
「黄です!よろしくおねがいします!」
「赤です。よろしくおねがいします、」
俺らは真逆の性格だった。
「あはは、〇〇くんおもしろい!笑」
「〇〇ちゃん服かわいいね!」
(俺、この人とは仲良くなれないかも、…)
小一でもわかるくらい彼は陽キャだった。
人懐っこく、周りをよく見ていて人を褒めるのが上手い、おまけに顔もいい。勉強も運動もできる。
性格も顔も完璧な人間だった。
それに代わって俺はメガネっ子でずっとぼっちだった。教室の端で1人本を読んでいるような陰キャだった。顔もあんまり、運動もあまりできなかった。勉強だけは人よりできた。それでも彼のように褒めてくれる人はいなかった。
俺は彼とは一生関わることはないだろう、そんな甘ったるい考えをしていた。
「ねーねー?君、おともだちいないの?」
「え、っ…」
まさか話しかけられるなんて思いもしていなかった。こっちのことなんか眼中にないと勝手に決めつけていた。こんな俺に喋りかけたらみんながなんて言うか…
「じゃあ、今日から君は僕のおともだち!」
「は、っ…?」
勝手にお友達認定されちゃった。これはまずい。俺の静かな生活が終わる。
「え、えっと…おともだちは、…なれないかも」
これでいい。これでいいのだ。彼は俺と関わってはいけない人材なのだから。
「なんで?」
「と、…とりあえず!俺は、おともだちになれない、っ」
「そっか、…」
「ねえ黄くん!みんなでサッカーしにいこ!」
「あ、うん!」
申し訳ないと思ったけれど、こうしないとみんなからの評判が下がってしまう。俺は1人でもいいんだ。もっと他の子と仲良くしてくれ。
これで終わりかと思っていた。
彼とは小、中学校の全学年、クラスが同じだった。
最悪だ。よりによってなんで俺がずっと同じクラスなんだ。先生を恨んでやる。あっちも気まずそうだった。
彼は学級委員に絶対なっていた。
「ここに意見ある人いる?」
「大丈夫でーす!」
「それでいいです!」
「はーい」
当然俺はここでなにか言えるほど勇気のあるやつじゃなかった。
「赤さんは?」
「え、っ…?」
「なにか意見ある?」
コソコソッ…
「あいつが言ったところでだよな… 」
「黄くんの気遣いに感謝してもらわないと…」
「あ、な、ないです…」
「…わかった!」
「じゃあこれできまりね!」
『はーい』
変な気遣いなんてこっちはいらないのに。無視してもらって構わない。おれは従うだけでいい。
中学の修学旅行、俺はめんどくさいな、という気持ちでしかなかった。だって無理やり空いてるチームに入れられて誰とも話さずに終わるのだから。そんな旅行しなくてもいい。
「赤さん!一緒に回ろ?」
「え、…俺?」
「うん!こっちまだ人足りないから!」
「俺でいいなら…」
今回はどこのチームにも入れてない状態で先生に入れてやってもいいチームないかーと晒される心配はなくなって少し安心した。でもどうせここでもずっとぼっちなのだ。もう慣れたもんだ。
「こことかどう?」
「こっちも行きたいね〜」
「俺こっち!」
「えーそこ?」
楽しそうに回る場所を決めている。俺は別にどこだっていい。どうせ俺の意見は通らない。
「赤さんは?」
「え…お、俺は…特に…」
またこいつか。彼はいつも俺に話しかけてくるな。話しかけなくていい。みんなでわいわい決めてくれたらいいんだよ。
「それじゃあ赤さん楽しめなくない?」
めんどくさいなこいつ。
「お、俺もここ行きたいって思ってたし、他に行きたいところもないから…!」
「そっか!」
「じゃあこのルートで決まりだね!」
「先生に言ってくる!」
「さんきゅー」
「おねがいしまーす!」
なんとか乗り切った。本当に話しかけてくんな。めんどくさいな(2回目)
無事(?)修学旅行も終わった。
進路を決める時期になってきた。俺が行きたい高校と彼の行きたい高校は同じらしい。また一緒になるかもしれないのかよと少し絶望した。
中学卒業、高校入学
彼とはやっぱり高校も同じになった。クラスもまた一緒。流石にいい加減にしてほしい。しかも席は前後。もはや運命だろこれ。もっと違うところで運が欲しい。ゲームのガチャとか()
「赤さん!同じ高校なんだね!」
「あ、あはは…そうですね」
話しかけてくんなーーーーー俺は静かな青春を送りたいんだよ…
「ねぇねぇ、LINE交換しよ!」
「お、俺と…?」
「赤さんしかいないでしょ!」
「はいこれ僕の!」
「あ、わかりました…」
どれだけ陽キャなんだこいつは。また高校でも1日に何人にも告られるんだろうな。可哀想に。ご愁傷さまです(?)
「赤さん!」
「赤さん!」
「赤さん!」
あーもううるさい!!毎日毎日俺に話しかけてきてよく疲れないな。そんなに暇じゃないだろお前は。
ある日の体育。俺がバスケが嫌いになった理由。でもこれのおかけで人生変わった。これがなければ俺の生活は変わらずメガネぼっちだった。
「黄ーパス!」
「はい!」
「あ!危ないっ!!」
「わ、わぁっ!? 」
「いたっ…」
顔面にボール直撃。しかもバスケのボールってガッチガチ。鼻潰れたかと思った。
「赤さんごめ…ッ!?/」
「あ、大丈夫です、…」
「メガネ…っ、どこ…」
「あ、はいメガネ!」
「すみません…」
後ちょっとで四つん這いでメガネ探す羽目になってた。俺がやったらキモイことになるからな、!
「かわいすぎでしょ…//」
あ”ー疲れた。早く帰りたい。てか早く帰ろ。
「赤さん、ちょっといい?」
「あ、はい…」
おいーーー早く帰りたいんだよこっちは。こいつはいつも変なタイミングで来るな…
「一緒に帰ってもいい?」
「は?俺と、?」
「うん!」
「わ、わかった…」
ああやってしまった俺。いつもみたいに断ればいいものを…完全にミスった、やらかした。周りの目が怖すぎるんだってば…
「ねーねー、メガネとって?」
「え、なんでですか…」
「いーからいーから!えいっ」
「あ、ちょ!」
視界がぼやけてなんにも見えん。これじゃ1歩も動けない。何がしたいんだよ…
「かわいい、…」
「…は?」
「え、あ、口に出てた!?//」
「はい…」
「ご、ごめん!/」
「いえ…気にしないでください…」
「か、返すね!」
「あ、どうも…」
「あ、あのさ!」
「土曜日会えない?」
「え!?」
遊びの誘いとか初めてされた。服がないんだよーこっちは…家帰ったらコンビニ行くときくらいしか外でないし…パーカーとちょー短いズボンしかないって…
「俺、服あんまいいの持ってなくって… 」
「気にしない気にしない!」
「じゃー決まりね!」
「時間とかまたLINEで話そ!」
「は、はい…」
「じゃ!」
「あ、はい…」
土曜日
ほんとにこれでいいのか。まー気にしないって言ってたしいいか。
「あ!やっほー…!?」
「ど、どうも…」
やっぱりいつもの服じゃやばかったかな…
「…えっろ、/」
「は、!?」
「い、いや!なんでもない…忘れて!// 」
「いや、俺の事えろいって…」
「あ”ーなんでもないっ!//」
「…太もも出過ぎ、っ/」
「太も…っ!?//」
確かに真昼間にこの短パンはえぐかった。こんなの2歳くらいのおちびしか着ないくらいの短さ。男でもさすがにえろくなるか。
「…早く行こ、/」
「は、はい…/」
いつまで照れてるんだこいつは?
「ふーいっぱい買えたね!」
「こんなにいっぱい…あなたのお金なのに…」
「あー大丈夫!僕の家こう見えてもお金持ちだから!」
「は、はぁ…」
自分で言うことではないだろと思いつつ、羨ましいとも思った。
「じゃあまた学校で!」
「月曜日は絶対コンタクト付けて、前髪切ってきてね!」
「わ、わかりました…」
なんでお前に決められなきゃ行けないんだよ!
「…」
コソコソっ
「赤さん珍しくメガネつけてないね…」
「前髪もばっさり切ってるし…」
「結構かわいくね?」
「あの顔面隠し持ってたってことか?」
「あれならヤれる」
「クソだなお前」
「女よりかわいいってどういうこと…?」
周りでコソコソ話すなよーーーこれだからメガネと長い前髪がよかったんだよ、!
「赤さんよかったね!」
「あ、あはは…」
大戦犯のお前は俺の味方をしてくれよ。お前の言う通りにしたせいでこんなことになってんだ。
「ねーねー、赤って呼んでいい?」
「あ、はい…」
呼び方くらい別に自由にしてくれ。こっちは別になんでもいいから。
「んふー、赤ー」
「な、なんですか…」
「呼んだだけー!」
やけに嬉しそうだなこいつ、そんなに呼びたかったなら前からそう呼べばよかったのに。
「LINE交換して欲しいです…!」
「今度遊びませんか…?」
「ちょっと最近気になってて…/」
あー人の見た目ちょーっと変わっただけでこれかよ。なめんなよ。やっぱ中身が大事とか言うけど実際は見た目だよな。でも俺は前とそんなに変わってない気がするんだが…
「赤〜」
「ちょっ、抱きついてこないで…っ!」
「えーいいでしょー?」
「てかいつのまにか敬語なくなったね笑」
「べ、別によくない…?」
「うん 」
「僕に心開いてくれたみたいで嬉しい」
「な”ッ…/」
イケメンなのか顔だけにしてくれ。心臓に悪いんだよこっちは。
疲れた‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
一旦おわりー
需要あれば続き書く
コメント
5件
あー!!かわいすぎます🥹だいすきデス🫵🏻🫵🏻🫵🏻❤️
めっちゃおもしろかったです! ほんとに最高でした!
...尊すぎんか?この教室の空気になりたい...