青side
付き合って2日目から僕はさとみくんを躾ける為に暴力を奮っていた。最初は苦しかったが今はむしろ楽しみを覚えている。さとみくんの恐怖に満ちた顔、抵抗したくても出来ない無力さ。全てが僕を興奮させた。
すとぷりの中ではさとみくんが突如いなくなったと皆大騒ぎしている。さとみくんの名前が他のやつから出るのは腸が煮えくり返るほど腹立たしいけどしょうがない。
青「 はぁ、今日はどんな顔をしてくれるかなぁ…♡ 」
部屋に入る度に恐怖を丸出しにするさとみくんを思い浮かべながら家に帰る。
部屋の扉を開ければ驚きの光景が拡がっていた。さとみくんは体を動かしている。僕に気付かずに無理矢理拘束を解こうとしている。
何故。アレはずっと効果が続くはず、解毒薬は僕がポケットに…。まさか、と思った僕はポケットを漁り解毒薬を探す。が、見つからない。未だ気付かないさとみくんを鋭い目で睨みつけながらゆっくりと、音を立てずに近ずいた。
青「 ……… さとみくん。 」
今までにないくらい怒りを込めた低い声で名前を呼ぶ。彼は青に気付き彼もまた、今までにない程の恐怖に満ちた顔をしている。
桃「ぁ…ころ、ん…これ、は…」
さとみくんの声を待つより先に僕の体が動いた。腹部を蹴り、骨を折り顔を殴った。自我を取り戻し気付けば目の前にはぐったりとしたさとみくんが気を失っていた。
青「 …… はぁ … ほら、起きろよ。まだ終わってないんだけど。 」
そう言って僕はさとみくんの髪を引っ張り上げ頬を叩いた。
桃「 うぅ……ッ… 」
髪から手を離し唸るだけの彼を見下した。起きたらどんなことをしてやろうか。
その時既に優しい僕はどこにもいなかった。
あれから20分程経ち相変わらず目を覚ますことの無いさとみくんに痺れを切らした僕は今までにないくらい大きいバイブを慣らさずにさとみくんの中に突っ込んだ。
桃「 い”ッ?!あ”ぁ”あ”ッ !!? 」
さとみくんの叫び声が部屋全体に響き渡る。
青「 ……遅せぇよ 」
ドスの効いた声を出しながらさとみくんを睨み付ける
桃「 いた”い” ッ 、ころ” ッ … !! 」
暴れながら僕の名前を呼ぶさとみくんを睨み付けながら顔を踏み付ける。
青「 さとみくん五月蝿い 、叫ばないでくれる? 」
桃「 ぐッ…ぅ”あ” ッ … 」
苦痛な声をあげるさとみくんを見下しながら玩具の強度をあげようとした時だ
警「警察だ、動くな!!」
一瞬僕の頭は真っ白になった。何故バレたのか、誰にもバレるはずがないのに。そもそも捜索してたなんて僕は知らなかった、テレビにも新聞にも乗って無かった。
どうして。そんな言葉ばかり頭に浮かぶ僕を関係なしに警察が僕の身体を拘束しさとみくんに触ろうとした。
青 「 僕のさとみくんに触るな!! 」
僕は今までにないほど怒りを込めて声を張り上げた。興奮で目が充血しているのか目が熱い。だけどそんなことどうでもいい。
青「 さとみくんに触ってみろ、お前ら全員殺してやる !! 」
警察に引き摺られる僕をさとみくんが見ている。さとみくんの目には僕しか写っていない。そう安心したのも束の間、1人の警察官がさとみくんに触れた。さっきまで僕を見ていたさとみくんの目に不安の色が見える。
桃「 ころ、ころん?やだ、ころん…良い子にする、謝るから置いていかないでッ、ころん ッッ !! 」
涙でぐちゃぐちゃになった顔で僕に助けを求める。そんなさとみくんに僕は最後に一言言った。
青「 僕が離れる訳ないじゃん。自由になったらまた迎えに行くよ、だからさとみくん…良い子で待っててね 」
そう言い残し僕は警察と共に部屋を後にした。
数年後
さとみくんや他の皆が今何をしているか分からない。僕はと言うと今は刑務所に居る。でももう少し、あと少しでまたさとみくんに会えるんだ。
だから
「一緒に死んで幸せになろうねさとみくん」
ー
最後まで閲覧頂きありがとうございます。
作者の少女です
この度は初投稿の小説を読んでいただき誠にありがとうございます。
私自身小説書きは初めてで言葉の表現などすごく難しかったのですがとても楽しかったです。
R18指定の入る小説やバドエンハピエンいろいろな小説を描きたいなと思っておりますのでコメントやリクエストなど沢山書いて貰えると嬉しいです。
是非フォローや♡沢山いただけるとモチベガン上がりしますのでぜひお願いします🥲
end
コメント
5件
骨を折った、?!
ほんとにこういう話は好き
ブクマ失礼しますm(*_ _)m