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永遠の誓い
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ご本人様とは全くの関係がないnmmnという作品になりますのでスクショ・拡散等はやめてください。
ほのぼのとした桃×赤、そして軽く結婚を題材としたものを書いてみましたので苦手な方は自衛をお願いいたします。
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きらきら薬指に光る宝石は今の自分にはどうも眩しくて、まだ現実を受け入れられないでいた。
彼がめいっぱいお洒落なお店を選んでくれて食事を終えればプロポーズを、なんてそんなテンプレートをこなしてくれるとは思わなくてそこまでの工程を考えれば笑みがこぼれてしまう。
『..まだ信じらんないな、笑』
隣ですやすやと眠る彼を愛おしく思えば頬をするりと撫でて、口付けを落とす。
すると桃色の瞳がパッチリと開かれてこちらを見ていることに気付いた。
『あ、ないくん起きたんだ。』
かなり自分でも淡白な返事だなと思ってしまった。だってプロポーズされて迎えた朝。本来ならもっと甘くするべきなんじゃない?まぁ一般常識とりうらたちを合わせる必要なんてないけれど。
「..りうらからキスしたの..????」
淡白な返事とは真逆の普段絶対にしないようなスキンシップに彼は目を白黒とさせ困惑しているようで思わず面白くなってしまった。
『んふ、そーだけど??』
「朝から甘えた??そんなりうらもかわいいけどね」
甘えたいのだと考えた彼は納得したような顔で自信満々にこちらに来いとアピールしてくる両腕を出せばこちはも負けじと彼に勢いよく抱きついた。
「っと、んは、笑
プロポーズしたらりうらとの生活がなんか変わっちゃうんじゃないかって不安になってたけどやっぱり気分屋なりうらは変わらないんだね」
嬉しそうに微笑みながら離れないという固い意思を見せるかのように強く抱き締められてすごく幸せな気持ちになったのはいうまでもない。
今日もまた彼の幸せな匂いにつつまれて、もっかい寝ようよ、なんて誘っちゃうんだ。