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prmz
地雷さん 🔙
学パロ
pr ▷ 『』 , mz ▶ 「」
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mz side
放課後の校舎裏は 、 相変わらず煙草の匂いがしていた 。
『 …… またここおんねや 』
呆れた声がした瞬間 、 俺は舌打ちした 。
「 うっせぇな 、 来んなって言ったろ 」
振り返らなくてもわかる 。あの関西弁 、 あの妙に柔らかい声 。
この学校の生徒会長 、 pr だ 。
『 来んな言われて行かへんかったら 、 誰がお前止めんねん 』
「 別に止める必要ねぇよ 」
俺がようやく振り向くと 、 pr は少し眉を寄せて 、 でもどこか困ったように笑っていた 。
こいつ 、 まじで意味分かんねぇ 。
俺みたいなヤンキーにわざわざ構って 、 煙草も喧嘩も嫌いなくせに なんでか毎日ここに来る 。
『 ほら、それ捨てえ 』
「 命令すんな 」
『 命令ちゃう 、 お願いや 』
「 …… は? 」
思わず変な声が出た 。
pr は俺の手から煙草をひょいと取り上げて 、地面に押し付けて火を消した 。
「 お前 … なに勝手に __ 」
『 体に悪いんやろ 、 それ 』
「 知るかよ 」
『 知っとるくせに 』
ぐっと近づいてくる 。
逃げようと思えば逃げられる距離なのに 、 なぜか足が動かない 。
『 なんでそんな無茶ばっかするん 』
「 …… 関係ねぇだろ 」
『 ある 』
即答だった 。
pr はまっすぐ俺を見てくる 。逃げ場がないくらい 、 真っ直ぐ 。
『 俺一応生徒会長やし 』
「 それだけかよ 」
『 …… それだけちゃうけど 』
小さく呟いたその言葉に 、妙に心臓が跳ねた 。
「 なんだよ 」
『 別に 』
「 言えよ 」
『 嫌や 』
「 は? 」
イラつく 。 はずなのに 、 こいつ相手だとどこか調子が狂う 。
喧嘩なら負けねぇ 。 俺と目が合っただけでも 、 普通の奴なら目逸らすのに 。
pr は逸らさない 。
むしろ ___
「 ……怖くないのかよ 」
『 なにが 』
「 俺が 」
『 全然 』
『 むしろ優しいやろ 』
「 どこがだよ 」
『 こうやってちゃんと話聞いてくれるとこ 』
「 聞いてねぇよ 」
『 聞いとるやん 』
くすっと笑われる 。
そのときの顔がやたら近くて 。
気づいたら 、 手首を掴んでた 。
「 …… 調子乗んな 」
『 乗ってへんよ 』
「 俺に近づくなって言ってんだろ 」
『 なんで 』
「 ……うぜぇから 」
『 嘘やな 』
「 は? 」
『 ほんまに嫌やったら 、 とっくに殴っとる 』
「 ……… 」
言い返せなかった 。
確かに 、 俺は気に食わない奴ならすぐ手が出る 。
でもこいつには __ 、 一度もない 。
『 なぁ 』
pr が一歩 、 さらに近づいた 。
距離が 、 近すぎる 。
『 なんでやろな 』
「 …… なにが 」
『 お前 、 俺には優しいねん 』
「 優しくねぇよ 」
『 優しい 』
指が 、 俺の胸に軽く触れた 。
ドクン 、 と心臓が大きく鳴る 。
『 …… ほら 、 今も殴らへん 』
「 ……… 」
『 なぁ 、 俺のこと嫌い? 』
急に静かな声になった 。
逃げ場を失う問い 。
「 ……別に 」
『 好き? 』
「 ……はぁ? 」
『 どっちなん 』
「 そんなもん __ 」
言葉が詰まる 。
好きとか嫌いとか 、 そんなの考えたこともなかった 。
でも ___ 、
毎日来るこいつを 、 待ってる自分がいる 。
来なかった日 、 無駄にイライラした 。
他の奴と話してるの見ると 、 なんか気に食わなかった 。
それって ___ ?
「 ……わかんねぇ 」
正直に吐き出したら 、 pr は少しだけ目を丸くして、すぐ笑った 。
『 そっか 』
「 ……なんだよその反応 」
『 いや、ええな思って 』
「 なにが 」
『 ちゃんと考えてくれてるやん 』
その言葉が 、 妙にあったかくて 。
ムカつくのに 、 どこか安心する 。
「 …… お前はどうなんだよ 」
『 俺? 』
「 俺のこと 」
pr は少しだけ黙って 、 それからふっと息を吐いた 。
『 好きやで 』
「 っ …… は? 」
『 めっちゃ 』
あまりにもあっさり言うから 、 理解が遅れた 。
「 …… 冗談だろ 」
『 本気 』
「 なんで … 」
『 知らん 』
「 あ? 」
『 気づいたら好きやった 』
そう言って 、 照れもせずに笑う 。
意味わかんねぇ 、
意味わかんないのに ___
胸が 、 苦しい 。
「 …… やめろ 」
『 なにを 』
「 そういうの 」
『 なんで 』
「 …… 調子狂う 」
『 ええやん 』
「 よくねぇ 」
逃げるように視線を逸らした瞬 、 顎を軽く掴まれた 。
「 っ 、 なに __ ッ / 」
『 逃げんなや 』
低い声 。
さっきまでと違う 、 少しだけ強引な響き 。
『 俺は逃げてへんで 』
「 …… 」
『 ちゃんと好きって言うてる 』
近い 。
息がかかる距離 。
「 …… お前 、 頭おかしいだろ 」
『 せやで 』
「 自覚あんのかよ 」
『 ある 』
「 …… 」
もう何も言えない 。
逃げ場もない 。
『 なぁ 』
「 …… なんだよ 」
『 一回だけでええからさ 』
その声が 、 やけに真剣で 。
『 試してみぃひん? 』
「 …なにを 」
次の瞬間 、 唇に何かが触れた 。
一瞬 。
ほんの一瞬 。
なのに ___
「 っ″ …… !? // 」
頭が真っ白になる 。
離れた pr は 、 少しだけ息を荒くして笑った 。
『 どう? 』
「 っ …… ふざけんなッ // 」
『 嫌やった? 』
「 …… 」
言えない 。
嫌じゃなかったなんて 。
むしろ ___
もっと 、 なんて思ったなんて 。
『 …… わかりやす 』
「 うるせぇっ / 」
今度は自分から 、 pr の襟を掴んだ 。
「 お前が悪いからな 」
『 なにが 』
「 …… こんな風にさせんの 」
そう言って 、 今度は俺からキスをした 。
さっきより長く 、 深く 。
pr の息が揺れるのがわかる 。
離れたとき 、 pr は少しだけ驚いた顔をして 、 それから嬉しそうに笑った 。
『 やっぱ優しいやん 』
「 違ぇよ 」
『 ならなに? 』
「 …… お前限定 、 / 」
自分でも意味がわからないことを言ってると思う 。
でも 、 出てきた言葉がそれしかなかった 。
「 俺は 、 お前にだけには __ 」
言葉が詰まる 。
でも 、 pr はちゃんと待ってくれる 。
「 …… 弱いんだよ 」
そう言うと 、 pr は一瞬だけ目を細めて 、
それから 、 すごく大事そうに笑った 。
『 知っとる 』
「 は? 」
『 最初から 』
「 …… 」
『 やから好きになったんや 』
逃げられない 。
もう 、 完全に 。
「 …… ほんとお前 、めんどくせぇ 」
『 せやな 』
「 でも 」
pr の手を掴む 。
今度は自分から 。
「 ……離れんなよ 」
『 当たり前やん 』
指を絡めてくるその手は 、 思ったよりあったかくて 。
なんかもう 、 どうでもよくなった 。
煙草も 、 喧嘩も 、 全部 。
ただ 、
こいつが隣にいれば 、 それでいいと思った 。
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