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白×桃
浮気パロ/意味不/駄作
一定のリズムを刻み続ける時計の針の音が響き渡る薄暗いリビング。
今日もあなたはどこかで女を抱いているんでしょう。 私になんか、目もくれずに。
昔はそんなんじゃなくて。私だけを見て、私だけを愛してくれた。
でも次第にあなたの瞳に映るのは私じゃなくて、そこら辺で拾った何人もの女。
桃「明日には、出て行こ…」
私があなたの側にいる意味なんてもうないのだから。
白「……」
もう、真夜中だと言うのに気持ち悪くなりそうなくらい明るい 店のライトに照らされながら、
酔った女に手を絡めて歩く。
彼女が居るのになぜこんなことを繰り返してしまうのか、自分でもわからない。
好きじゃない訳ではない………はず。
それなら好きなところを言え、と言われても俺の頭には浮かばない。
なんで、付き合い始めたんだっけ。
桃「よし、…まとまった」
この家から私の物は全て無くす。
彼はもう、私を忘れても生きていける。 だって、昨日は付き合って2年の記念日だったのに……
頭の片隅にもないじゃない。
これからはのんびりと、 ひとりで好きなことをしていればいい。
ガチャ、
白「…は、」
帰ってくると、彼女の姿は無かった。 彼女どころか、彼女の物まで全て。
白「ないこ、?…ないこ、ッ」
白「ないこ…ッッ!!」
こんなに叫んだところで出てくるはずがない。
自業自得だろう。彼女をほっといて、違う女 と遊んでたんだから。
「戻ってきて欲しい」なんて言ったところで簡単に応じるとは到底思えない。
彼女のどこが好きなのかも答えられなかったくせに。
それでもひとりになるとどこか寂しくなる気持ちに嘘をつきながら、今日も月に照らされている。
本当はずっと、あなたに構って欲しかったなんて気づかずに。