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甘い朝

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甘い朝

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2024年08月11日

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⚠青黄

⚠短編

⚠リアル路線の彼ら


同じ妄想を楽しめる方のみ!

黄色くん目線です🔅











「ん……」

朝目覚める、彼のベッド。


ころちゃんは居なくて 痛む腰を抑えながらベッドを降りて、リビングへ向かった。




リビングに行くと ころちゃんはキッチンでスマホをいじって居た。とことこと近づいて、ころちゃんにぎゅっと後ろから抱きついた。


「わ…るぅとくん?おはよう」

少し枯れた彼の優しい声が耳に響く。


「ぉはようございます……」

僕の声も枯れていることに気づいた。


「んふ、眠そう。」

ころちゃんがそういうと トースターが鳴った。

中を見ると 2枚のパンが入っていた。



「お、焼けた。一緒に食べよう?」

「…うん」


ころちゃんが 僕の分も作ってくれたのが嬉しくて。

つい頬が緩んでいると ころちゃんが僕の方にくるっと回って 僕を見た。


「ふふ……かわいい」

えっちの時も、その後も。ころちゃんは基本的に甘くなるから 僕は戸惑ってしまう。


でも、甘いころちゃんも大好き。…なんて恥ずかしいから言えるわけないけど。




「いただきます……ん、おいしい!」

ころちゃんは トーストにマーガリンを塗ってくれて それがとても美味しい。


「良かった〜」

ころちゃんが僕を見てにこにことするものだから、照れくさくて笑ってしまう。


「なあに、おかしなことあった?」

「んーん、すきだなって」


僕も相当甘くなっているのかもしれない。ころちゃんの甘さに混ざりきった結果だ。



僕が すき と言うと、ころちゃんはふわっと頬を赤めるものだから 可愛くてまた笑う。


「もー……ちゅーしちゃうよ?」

ころちゃんにそう言われて 思わずドキッとしてしまう。


ころちゃんとのキス、好きだから。いいよの答えで彼を見つめてみた。



「……言ってくれなきゃ分からないよ?」


そう言われると思った。



ころちゃんは僕をからかうのが好きだから 恥ずかしいことを言わせたがったりする。でも、別にキスしてって言うことくらい。





「…………………… ちゅう、してっ」


ころちゃんに合わせてちゅーって言ったら意外と恥ずかしかった。僕のばかばかばか!と机にゴンゴン頭をぶつけていたら 足音が近づいた。


「……るぅちゃん」

今では彼にあまり呼ばれなくなった、その呼び名。


はっと顔を上げると 隣にころちゃんがいた。


頭をふわふわと撫でられて いきなりちゅっとリップ音が鳴った。



「……きす、されちゃった」

恥ずかしくて、でも嬉しくて。


思わず頬を抑えてたら 「昨日ヤったのにこんなので恥ずかしがってんの?」と笑われたので少し蹴り飛ばしといた。


「いったあ!!ごめんって!」

「許しません!バカ!!」



でも…どんなころちゃんも、大好きです。


𝑒𝑛𝑑 ♡


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