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ATTENTION


ROF-MAO (Kgmmcメイン、ankb出番殆ど無し)


Kgmは目覚め悪くあって欲しいなぁという妄想です。


ご本人様には関係ありません。


剣持視点


━━━━━━━━━━━━━━━









とある日のろふまお楽屋にて、僕はいつもより早く楽屋入りしていた。

今日はいつもなら収録30分前の所を1時間前に楽屋入りしていた。いやぁ偉い。僕偉い。


何処かのホストや研究者はいつもギリギリに楽屋入りしてるのに対して早めに楽屋入りする。偉い。


流石に1番早いかな、なんて考えて上機嫌で楽屋に入る。



「おはようございま〜す」



だが予想を逸れ、既に楽屋には人が居た。


そう、僕の後輩であり年上の加賀美ハヤトだ。


この人はいつも僕より早く、誰より早く楽屋入りしている。

なんだか負けたような気持ちになる。


だが当の本人からの挨拶の返事がない。

挨拶を欠けるような人では無いはずだ。


可笑しいなと思い周りを見る。するとパソコンを開いたまま机に突っ伏して寝ている。

僕が楽屋に入ってきても気づかないということは大分深い眠りについていると思う。


なんか疲れてそうなオーラも出てたから起こさないようにそっとしておいて、スマホを弄りながら収録時間を待つことにする。


しばらくするとアニコブ2人が息切らして楽屋に入ってきたが、寝ている社長を見て察して静かに収録時間を待つ。



会話もひそひそ話で会話し、収録時間を待っているとDに収録時間だと告げられる。社長はずっと寝ている為、起こすことにした。



軽く肩を揺すり、「収録ですよ。」と声をかけるが唸り声のような声で「ん゙ん〜…」という声しか返ってこない。あんまり聞いたことない声でちょっとビビったけど、何回も声をかけて起こそうとする。


そして社長の身体がのっそりと起き、起きたか、と思った。


……が、何故か凄い顔で此方を睨んできている。正に眼光だけで恐竜を倒せてしまいそうな鋭い眼光で睨んでくる。


恐る恐る「社長…??」と声をかけるが反応はなく、よく見るとまだ寝ぼけてそうな目をしていた。少し様子を伺っていると段々何時もの柔らかい顔に戻っていく。そしてもう一回「社長?」と声をかけると、今自分が何をしてたか理解したのか凄い勢いで席を立って後退りする。



その後、ものすごい勢いで「申し訳ありませんでした!!!!!」とクソデカ声で綺麗に身体を90度に折って謝られた。絵面だけだと凄いことになってるし社長の声なんてよく通るんだから事務所の人達が「何だ何だ」と様子を見に来たのですぐ謝罪を辞めさせて頭も上げさせた。


しばらく収録が始まるまで「すいませんでした…」と社長らしくない萎れた声で謝ってきていた。何回も大丈夫だと断ったのに。



その日の収録は何となく社長からの態度が優しかったような気がする。

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