テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あれから、6年後。
ミナは、どんどん家族に馴染み、母も実の子と同じように、とても大切にしていた。
ひとつ、違和感があるとすれば、ミナが私の物を何でも欲しがるのだ。
「お姉様!ねぇ、このドレス使わないでしょ?ミナに、くれない?」
こんな風に、何でも欲しがるのだ。
その度に、
「ミナお嬢様!先日、お嬢様のネックレスを頂いたばかりじゃないですか!」
と、私の専属メイドのハイディが静止に入る。
だが、あの時の私は、ミナに何もかもあげていた。
「いいのよ、ハイディ。ほら、ミナ?大切にするのよ。」
「えぇ!ありがとう、お姉様!」
ミナは、目当てのものを得ると、いつも微笑むのだ。その嬉しそうな顔を見ると、どこか愛らしく思えた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!