こんにちはー、主ですよー!
お久しぶりに返ってきたらニキしろのほうの観覧数がすごいことになってんなとか思ってました。
受験終わって見に来て見ればめちゃめちゃ見てくれてますやん。
いやぁ、最近見始めたんですけど、地縛少年花子くんにどハマりしてしまいまして、みなさんのお目汚しになるかもという思いもありましたが、覚悟を決めて書くことにしましたぁ!
(初花寧々です。温かい目でご覧ください。)
しかし、あいだいろ先生の絵柄が好きすぎて模写永遠にしてるんですけど。このノベルのイラストも線画模写して自分なりに色塗りしてたんですよね。もうそれはそれは楽しいことこの上ない、ほんとに。
さて、前置きが相当長くなりましたが書いていきましょうか。
それじゃ、いってらっしゃ~い!
〈花子くん視点〉
・・・・・いつから、 ヤシロを好きになっていたんだろう。
・・・・・・土籠の境界に行ったときから?
・・・・・・それとも2番の境界に行ってから?
・・・・・・それとも、出会ってから?
「花子くん!」
「え?」
「もー!どうしたの?急にボーっとしだして」
「あぁ・・・・、」
言えない、ヤシロに見惚れてたとか。
「でね、この時葵がね・・・・・」
そうやって僕に楽しそうに親友の話をするヤシロを見ているのは楽しくて、面白くて、
・・・・・ちょっぴり、妬ましい。
自分だけ見て、自分から離れないで、そんな思いがぐるぐると渦を巻いて、結局その思いが恋愛感情だったと気づいたとき、「お友達」でも良いから、ヤシロと一緒にいたいと、すでに離れられなくなっていた。
ヤシロは、生者と結ばれるべきだ。
僕みたいな中途半端な怪異が関わって幸せに出来る子じゃない。
でも、まだ「お友達」でいたい。
これがおそらく、「嫉妬」「執着」と言われるものだろうと、最近知った。
この嫉妬という感情は、僕の自我が消えるまで、永遠に残り続けるのだろう。
ヤシロのことを思うたびに、この渦を収めていた器から溢れてしまうのだろう。
執着という感情も、きっと捨てることはできないのだろう。
ヤシロが卒業したら、また僕は一人、ではないかもしれないけど、ヤシロという支えを失って、七不思議の首魁として、存在していなければならないのだろう。
それが、たまらなく苦しくて悲しい。
つかさを殺したときその罰を、咎を背負って、苦しみにまみれてでも存在し続けると決めたのに。
それでも、この限りなく透明で触れたら今にも崩れてしまいそうなヤシロを、自分の手で愛して、全て放り出してでも幸せにしたいと願ってしまうんだ。
この人魚の鱗を食べたとき、僕たちは強い縁で結ばれた。
誰よりも自分が近く、側にいられると。
守ってあげられるんだと。
でも所詮僕は怪異だ。
生者との隔たりを侵すことはできない。それは、ヤシロを危険に晒す。
あの時の、「人間に戻りたい」というヤシロの願いを僕が叶えてしまったから、ヤシロは僕と一緒に呪いを背負ってくれている。
それは、ヤシロに迷惑をかけていると分かっていても、とても嬉しかった。
「はーなーこーくん?」
「はい!?」
「だから、聞いてた!?今日の花子くん何か変だよ?」
「えぇー?そうかなぁ?」
「そうだよ!「お友達」なんだからそのくらい気づけるよ!」
「っ・・・・・」
今ほど、その言葉が痛いことはない。
「花子くん?」
−−−−−−どうして泣いてるの?−−−−−−
「っえ、?」
気づけばポロポロと涙が溢れている。
「あぁ、ごめん、ね。」
拭っても拭っても止まらない涙に動揺してしまう。
その頬を、ヤシロ小さくて華奢な手が包みこんだ。
「ヤ、シロ・・・・・?」
「大丈夫?」
その手が、ゆっくりと背中にまわってくる。
抱き締められていると気づいた時、それがたまらなく嬉しくて、苦しくて、ちょっぴり恥ずかしかった。
「ヤシロ、子供じゃないんだから」
「花子くんだって、私のことよく抱きしめてくるじゃない?」
そうやって笑う、ヤシロは誰よりも輝いていて。
あぁ、やっぱり好きなんだなと思った。
今決めた。この笑顔を、守り抜くことを。
この体温を、奪わせないために、何としても彼女の寿命に抗うと。
・・・・・たとえ、ヤシロに恨まれて、憎まれても。
・・・・・たとえ、寧々の記憶から、僕が消えても。
終わりでーす!
前置きの長さに文章力のなさが加わって、とってつもなく長々としたお話になってしまいました。
あとまだ途中途中読んでなかったりするので、原作の解釈がこれで合ってるのかも分かりません(-_-;)
(申し訳ない)
受験の結果発表終わったらまた低速になると思うので、そこだけご了承ください。
この話が花子くん視点、ということは、寧々ちゃん視点もありますよ!
また暇持て余したら書きますね!
では、さよーならー!
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