テラーノベル
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「そ、そうなんだ。良かったね」
「おう!」
私は自分の席に向かう。
なんで、こんなに動揺してるんだろう。
告白されて喜ぶのは、普通のことだし。
人に好かれるのは、嬉しいことだもんね。
それなのに、どうして……。
「明日菜(あすな)」
席について授業の準備をしていると、 鈴乃(すずの)ちゃんが声をかけてきた。
「苦しいの?」
「へ? 別に、そんなこと……」
「どう見ても元気ない顔じゃんか」
続いてやってくる 学(まなぶ)。
「寒いからだよ」
「関係あんの?」
「ないけどあるの」
なんか、今は学と話したくないんだけど。
「鈴乃ちゃん、トイレ行こ」
この場から逃れるために、適当な言い訳を作る。
「あのさ、明日菜」
ガシッと学は腕をつかんでくる。
「やめて!!」
私は大きく腕を振り払った。
「はぁ? なんだよ、その態度」
「なんでもないから!****************
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コメント
2件
私はVIPの方じゃないから途中までしか読めなかったけど 私が生きられる期間はあと1ヶ月もないんじゃないかって 少なくとも今のままであれば3年以内には絶対に死ぬって言われてます。 だからこのお話に救われています。 途中までしか読めないけど これからも読める範囲を読んで 最後の一瞬まで元気を出して生きていられればなって思います