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#愛され
しるすた 🌳✏️
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「世話の焼ける3歳児。」の続きです!
意外と好評だったので✊🏻
(別に自分が書きたいだけとかじゃナイデスケドネ)
まだ前編を読まれてない方は、そちらから読んで下さい!
⚠本人様には全く関係ありません。
⚠BL
⚠💫🩵✕💫💛
朝起きると、何故か俺はらいとの太ももの上で寝ていた。
「…は?」
寝起きのガサガサな声で思わず呟く。
意味がわからない。
まず、なんでらいとの家にいるんだ?
俺は昨日、大学の合コンの後に心音くんからLINEが来て、めておらと呑んで_
_あ、
心音くんの一気コールから記憶がほぼない。
「ッ~…心音くんめ…許さん…」
あれ呑んだ後に気づいたけど、度数高いやつだったやんな。やっちまったぁ…
頭がガンガンする。体も重い。
ちゃんと二日酔いだ。
とりあえず、ソファーで寝落ちしたであろう、らいとをベッドまで運ばせる。
何回か遊びにきたことはあるので、場所は分かる。
「ん~…よいしょ、」
「チビやな、らいと。笑」
本人が起きていたら100%怒られるセリフを吐いて、俺は朝ごはんを作るためキッチンを無断で借りることにした。
30分後。
ドタバタと寝室から音がする。
朝からうるせぇ、と思いつつ、勝手にパクったメロンパンを頬張る。
「おい、らぴすぅぅぅ!!!」
「なに、うるさい」「おはよ。」
らいとはいきなり起きるなり叫びだし、おはようも言わずにすごい寝癖と形相でこちらを見た。
「……お前…なんか言うことねぇのぉ?」
「…?」
「あ、泊めてくれてありがと」
「………そうだけど、そうじゃない」
なんか気に食わないらしい。
俺、なんかしたのかな。
申し訳ないけど、ほとんど記憶がないから
何を謝ればいいのかさっぱりだ。
「俺、なんかした?」
「………」
「…あ」
素直に謝ると、らいとは何かを思い出したらしく、
「ッ、//」
顔を赤らめた。
「え、なにそんなハレンチなことしたの___」
「ちぃ、違うからぁ!!//」
「もういいっ、顔洗ってくるッ、//」
「…?」
俺、そんなにやばいことしたの?
「ッ~……やばい………」
赤くなった顔を誤魔化すようにゴシゴシと洗う。
「俺……昨日、らぴすとキスしちゃった…//」
本当に意味が分からない。
なんでそんなことしたんだよ、俺。
俺は酔ってなかったはずだ。
なのに__反射的にキスしたいと思った。
…それだけでキスしてしまったのか。
俺は自分がザコ理性なことを自覚する。
「ああ”~…俺、変態じゃん…//」
友達相手にキス、とか。
_ありえない。
「ふぅぅ~……」
顔を洗い終わってタオルを首に巻きながらリビングに戻る。一応平然を装ってるつもり。
ちなみにピンピンな寝癖は無視。どうせ外出ないし。どうせ見られるのもらぴすだけだ。
朝ごはん調達のため、キッチンに向かう。
「…ん?」
あれ?一昨日買ったメロンパンがない。
するとらぴすがキッチンに皿を置きにきたので問い詰める。こいつ以外ありえない。
「おい、らぴす。勝手に何食った?」
「えっと~そこにあったメロンパン!」
「…は?」
「え、あ、駄目だった…?」
「…あれ、期間限定の高いやつなんっちゃけど」
「だから美味かったんだ!!」
「くそぉ…楽しみにしてたのに…」
俺はちゃっかり食われたメロンパンの袋をゴミ箱に入れ、食パンを1枚取り出しジャムを塗る。
「めんごめんご~今度奢れたら奢るから~」
「絶対奢らんやつな、それ。」
やっぱりこいつはむかつく3歳児だ。
こいつにキスしたとかありえない。昨日の俺をぶん殴りたい。
「てからいとさ~、」
「……ん~…?」
俺は不機嫌な返事をしながらオーブンのダイアルを回す。
「今日って配信あるの?」
「邪魔やったら早めに帰ろっかな~って」
配信…?
あれ…?なんか忘れてる気がする…。
俺、なんで昨日控えめに呑んだんだっけ__。
「……あ、」
「__俺もしかして今日、朝枠じゃね_?」
急いでスマホを開く。通知は999+。
「…終わったわ。」
「____はい、はい。」
「すみませんでした……はい…はーい…。」
俺はピロンッと勢いよく画面を押し通話を切った。
「ッ…くっそぉ…!!!」
「www怒られたん?」
「……一応公式のやつだったらしくて…」
「おつかれ~ぃw」
「くぅ…先輩に迷惑かけちゃったぁ…」
朝枠だったことを、さっぱり忘れていた俺は先輩に盛大に怒られた。
「テンション下がるぅ…」
「wwどんま~い」
「……うざ、ふて寝しよっかな」
「それ俺のせい?笑」
らぴすに煽られ、先輩に怒られ、気分は最悪。
そのせいだろうか、少し頭がクラクラした。
きっと二日酔いだろう。なんだかんだ昨日は呑んでしまったから。
俺は少しふらつきながら部屋に戻った。
「ww…らいとやらかしてんなぁ…」
部屋に戻ったらいとの背中を見て、俺はぼやいた。
らいとが配信を忘れて盛大に怒られていた。せっかく先輩とできる回なのに。
「ま~半分俺のせいか、笑」
人の家のリビングでだらだらしていたら、時計はいつの間にか11時半になろうとしていた。
お昼までお邪魔をするのは流石に申し訳ないので、しぶしぶ帰り支度を始める。
頭の痛みは少し楽になった。
家を出る前に一言言おうと思って、らいとの部屋に向かう。
「…?」
妙に静かだ。
「おーい、らいと?」
ドアをノックしながら呼ぶ。
「………」
返事はない。
「おーい、寝てんの?」
「らいとー」
全く反応がない。
少し嫌な予感がした。
「ごめん、らいと入るよ…?」
ゆっくり部屋のドアを開ける。
中にはらいとがベッドで倒れるように横になっていた。
布団もかぶっていない。ただ屍みたいにうつぶせになっている。
「…?」
「らいと…?寝てんの…?」
らいとに近づくとすぐ異変に気づいた。
顔は真っ赤でじんわり汗をかいている。少し苦しそうだ。
「…お前、さては熱あるな…?」
「……ん、」
目を覚ますと自分の部屋だった。
ああ…確か、
リビングから自分の部屋に戻ろうとしたら、急に頭が痛みだして、体が重くなったんだっけ。
俺、無事に着けたんだ。
「…お、起きた」
「………は?」
椅子にはもう帰ってるはずのらぴすが座っていた。
「んぇ…?お前まだ帰っとらんかったと…?」
「…いやいや、らいとが熱出すからやろ。」
「え…?」
そういえば体が火照ってる気がする。
そしておでこには冷えピタ。
机にはカロナールとポカリ。
「…あ、そっか。俺、熱出てたんだ。」
すごく腑に落ちる。てっきり二日酔いだと思っていた。
「は?お前自覚なかったん…?」
「うん」
「でもなんかダルいとは思っとった」
「早く言ってや…焦ったんやから…」
「微熱だったけど、静かに倒れるのはやめてくれ」
らぴすはため息を吐きながら薬をくれる。
「はい、薬。そこの棚から取ったやつやけど」
「ん、大丈夫…ありがと」
「……今、何時?」
「んーと、16時かな」
「まじか…ごめん。…らぴす…昼はどうしたん…?」
「コンビニ行ってきた。そこでポカリと冷えピタ買ってきたで。」
さすが、できる男だ。
「……これが早稲田か」
「関係ないやろ笑。てか俺はいつでもスパダリだっての」
「やかましいわ」
「らいとなんかしたいことある?」
「…なんかって…?」
「…のど渇いたとかご飯食べたいとか、俺にして欲しいこと」
「……んー…ポカリちょうだい」
「はーい!」
ストロー付きのポカリを渡される。
なんだこれ。昨日と立場が真逆じゃないか。
昨日は俺が3歳児の世話してたのに。今日は3歳児に世話をされている。
「…ん…ありがと、」
でも何故か悪い気はしなかった。
「……さむ」
布団に包まっているはずなのに、寒い。
久しぶりに熱を出したから、変な感じだ。
「寒いの?」
「……うん」
「なんか温かいの飲む?」
「…んーそういう気分じゃないかも」
「そっか…どうしようかな…」
「……」
するとらぴすは何かを思いついた表情をしてから、呟いた。
「…一緒に寝よっか?」
「……!?//」
一緒に寝る。
別に一緒に布団に入るだけだし、深い意味がないのは分かっている。らぴすなりの提案だろう。
だけど…どうしても昨日のキスが脳裏によぎって消えない。
「…、//」
本当ダサいな、俺。
「そんなに嫌ならいいけど…」
「…あ…いや、そうじゃなくて」
ここは受け入れなきゃ、変だ。
わざわざ看病までしてもらっているのに。
「…じゃあ、お願い」
「…!!」
「…分かったぁ!」
らぴすはにこっと笑うと俺の布団に入ってきた。
向かい合って寝転がる。身長はらぴすの方が高いが、枕の位置は一緒なので目線は同じだ。
顔をまじまじと見つめていると、何をそんなに見てるんだとらぴすがクスッと笑った。
眉を下げて少し歯を見せて笑うらぴすは、やっぱり3歳児みたいだった。
…ていうか、やっぱり、分かっていたけど。
「…らぴす、狭いわ」
ほぼ動けない。寝返りも楽にうてない。
こちらとら病人やぞ。
「シングルなんやから、仕方ないやろ!」
「……お前がでかいだけやないと?」
「黙れぇぃ!チビが!!」
「お前こそ黙れ!巨人が…!」
言い合っていると、さっきよりも暖かくなってきた。それに少し元気になった気もする。薬が効いてきただけな気もするが。
やっぱり180cm超えの湯たんぽは性能が違う。
ふと、眠くなってあくびがでる。
するとらぴすにもあくびがうつる。
「……ふはっ、笑」
「…んはっ笑」
暖かい。
もう俺は目を閉じたら眠りにつきそうだった。
「……ん」
なんとなく寝返りをうつ。
らぴすに背を向け、ほぼバッグハグ状態。
すると、らぴすの手が俺の腰に回り、抱きしめられる。
うなじにらぴすの吐息がかかる。
「…っ、/」
不意にドキッとする。
変に意識しないで寝ようと思ったその時___
「……ん ッ 、!」
らぴすの手が俺の服に侵入した。
「っ…ちょ、!」
俺のお腹を撫でるように触る。いやらしい手つきだ。
熱で感度が上がっている気がする。
思わず変な声が出てしまう。
「…っ笑」
多分起きてるらぴすの笑い声が微かに聞こえる。
耳にかかるその息も、少しくすぐったい。
本当になんなんだ。3歳児のくせに。
_しばらくすると、首元から一定の寝息が聞こえる。
「……はぁ、本当なんなんこいつ…」
「俺より先に寝るなや……」
少しイライラしながら、看病してくれたのは紛れもなくらぴすなので、素直に感謝して俺も寝ることにした。
まだ夕方だけど。風呂キャンだけど。
「……おやすみ、らぴす。」
そう呟くと、俺の体を抱きしめる力が強くなったのは気のせいだろうか。
4500文字もお疲れさまでした🙌🏻✨️
コメント
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にとるちゃんいつも栄養をありがとう!