いつかに書いて、ボツになった作品投げとく
hsrbが車運転できるって聞いて、何それマジですか!?ってなって書いた作品
元々ドライブデートにするつもりだったんだけど、気づいたら海行ってた……
何故でしょう??
ま、まぁ、見てくださる方がいるならまぁ、ね?
……
読んでください、
どうぞ、!
「……」
「……」
深夜、突然星導にドライブに誘われ星導の車に乗ってから数十分
星導は何も言わずにただ車を走らせ続けてた
「おい、星導どこ行くんだよ」
「……」
自分から誘っといて無視かよ とか思いつつ星導を見ていた。
(こいつって意外とキレイな顔してるよなぁ…)
こんなにまじまじと星導の顔を見るのは初めてで、まつげ長いなぁとか髪綺麗だなぁとかそんなバカなことを考えて何言ってんだと正気に戻り、窓の外を見る。
ボーッとしている間に車が止まり、星導と一緒に車から降りる。
「海?」
着いた場所は海で訳がわからず思わず星導に聞いた
「なんで海?」
「…何となく」
そんなわけが無い
この男が何となくで海に来るようなやつじゃないことなんて俺が一番知ってる。
でも、こう答えるということは聞かれたくないってことなのも知ってるだから俺は
「あっそ、」
とだけ答えた
少し冷たかったような気がしたが星導はこれくらいの方がいいだろうと俺は思った
しばらくの間無言で海を見ていたらフッと、ちゃぷちゃぷという音がした。
横を見ると星導が隣にいなくて前を見たら星導が海に入っているのが見えた
「おい!星導!お前何やってんだ!」
そう言いながら、星導の手を引く
星導はしばらくボーッとした後我に返ったようにハッとなり
「あれ?なんで俺こんなところにいるんですか?」
と言い出した
「お前ほんとに大丈夫か?とりあえず帰るぞ車出せ」
こいつに何があったのかは分からないが連れて帰らないとまた居なくなってしまう、そう思った
「え?あ、はい」
「というか小柳くんタオル持ってたりしません?さすがにベタベタのままじゃ車乗れませんから」
「え、あぁ、てか持ってるわけねぇだろ、俺どこに行くのか聞かずに連れてこられたんだから」
「あー、そうですか、じゃあ乾くまで少し待ちますか」
「ほら、ちょうど日も登ってきましたよ」
いつも通りの星導、いつも通りの会話
何もかもがいつもと変わらない様子に戻った星導に拍子抜けしつつそれでも少し安心して俺は彼の言葉に頷いた
「車に戻ったら少し寄り道しながら帰りましょうか ドライブデートしましょう!」
「なんだそれw」
俺はそんなこと言いながら少し楽しみになっていた
普通に戻った彼は俺をどこに連れてってくれるんだろう
そう考えながら、俺は少し微笑んだ
「何笑ってるんですか?」
「なんでもねぇよ」
きっと、俺は星導とならどこにでもいけるんだろうな
地獄だろうと宇宙だろうとどこにだってついて行く。
だから、
(だから星導ももう俺から離れないでくれ)
俺は砂浜に星とハートの絵を描いた
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