テラーノベル
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嘔吐表現あり
苦手な方はお戻りください
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「しょにだぁぁぁーーー!!!」
「なんやねんうっさいわ!!!」
「話聞いてよぉぉぉ、、、」
「とりあえず座りや」
「ありがとぉ、、、、って、この子は?」
「常連さんやで。でもないちゃんみたいな子苦手だから。」
「へー。なんか今日この子にあった気がする」
「ま?りうちゃん、会ったん?」
「え、、、あ、会ったかも、、、?」
「覚えてなかったらええんやで」
「いや、ちょ、耳貸して!
(この人の事睨んじゃったかも)」
「笑笑なんやねんそれだけか笑」
「苦手かも知んないところ申し訳ないんだけど、俺の事睨んだ子?んーと、、りうちゃん、、、?」
「あ、りうらです。すみません、、そういう人苦手で、、睨んじゃいました、、香水の匂いもきつかったし、、」
「へー。んー、かわいいね、笑」
「えぇ、、、」
「しょーちゃん、1番弱いの出してー」
「はーい」
「え、弱いやつなんですか、、?」
「俺、酒弱くて笑、」
「なるほど、?」
「りうらは酒強いの?」
早速呼び捨てをされる。俺と住む世界が違うのかと思ってしまう。
「まぁ、それなりには、、でも今日は酔いたいです。忘れたいことがあるので、、」
「話聞こうか?」
ヤリ〇ンかよ。そんなことを思いつつ、信用出来ない人にはあまり知られたくない話なので、断ろうとした。
「いや、大丈夫ですよ。ちょっと話す人選びたいので、、」
「正直すぎない?めっちゃ信用されてないじゃん」
「当たり前じゃないですか。初対面のチャラい人の事誰が信用するんですか。」
「俺の周りの女の子はみんな信用してくれるよー?」
「それお酒入ってる状態ですよね、、、」
「よく知ってんじゃーん笑そういうのやってた?」
「うるさい。」
「え、ごめんて、、、」
「ないちゃんここ置いとくでー」
「ん、ありがとね」
「話聞くのは後でにしとく?」
「んー、、いいや、帰っても悩んでたら電話するね♡」
「えーだる、、別ええんやけどさー、、」
「ありがとー!」
「あと、りうちゃん、それなりに強いのな」
「んあ、ありがとう」
「うわ、それウォッカじゃん。しょうちゃんのそれなりって強すぎない、、、」
「マスター、1番強いの出してくんないんです。」
「マスターって呼んでんだ。」
「、、、名前、知らなかったので、、」
「えしょうちゃん名乗ってなかったの!!!!????」
「うっさいなーーーー。名乗るタイミング逃したんやて!!!」
「えと、、しょう、、、さん、、?」
「初兎やでー!好きに呼んでな」
「じゃあ、初兎ちゃん」
「みんな初兎ちゃんやな、、」
「そうなんだ笑」
そんな会話をして、数時間が過ぎる。
「そういえばりうちゃんとかないちゃん、何時頃帰るん?りうちゃんは結構潰れとるけど。家に泊まってく?」
「ぅ、いゃ、だぁじょぶ、、かぁれる、よぉ、、ぅ゙っ、、」
「あー!りうちゃん!吐くなら袋!ここ袋あるからな!!!」
「りうらのこと、お持ち帰りしよっかなー笑」
「はぁ?今じゃないやろ!!てか、お前男にも手ぇ出すん????」
「いやかわいー顔してんじゃん、、、」
「だとしてもやろ、、、」
「りうらー?俺の家来る?結構近いし、泊まってっていいんだけど、」
「ぇぁ、、いこかな、、」
「嘘やろ!?!?!?!?りうちゃん!!今日は僕の家泊まりや!!こいつ何するかわからへんで????しかも家ここの裏やから!絶対にないちゃん家行かん方がええで!!!!!」
「りぃら、、かえる、、、」
「どっちやりうちゃーーーん!!!とりま家遠いんやからどっちかの家には泊まってった方がええで!!!」
「かぇ、、ぁ゙、、ぅ゙ぇ゙っ」
「飲ません方が良かったわ、、、」
「ほんとに変なことはしないから家泊めていい?俺の家広いから全然泊められるよ?」
「ほんとに変なことせーへん?」
「しない!!!神に誓って!!!!」
「ほんとに大事な子やからな?大事にしたってや????」
「こういう子の扱い得意だから任して!」
「心配でしかないねんけど、、、」
「じゃあ、りうら行くよ?」
「うー、、」
気持ち悪い。ふわふわする。飲みすぎたな、、
「りうら?ベッドに寝っ転がっていいよー」
ベッドに吸い込まれるように寝転がる。きつい香水とは真逆の、柔軟剤のような、ふわっとしたいい匂い。眠気を誘ってくる。
「りうらー?俺誰かわかる?」
「んぇ、、だれぇ、、」
「やばいな笑笑」
「ん、、ないくん、、、?」
「お、そうそう笑りうらさ、お風呂入れる?」
「おふ、、、んん、、やぁ、、」
「そっかそっか、じゃあ、明日の朝入ろっか」
「んー、、」
「気持ち悪かったりしない?」
「わかんなぁ、、」
「気持ち悪くなったらこの袋に吐いてね?」
「ん、、」
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ほんとに女の子みたい。泥酔してお持ち帰りすると、毎回こう。大体はヤらせてくれるんだけど、りうらはどうかなーーー
「りうらー?」
「ん、、」
「俺の事好き?」
「いい匂い、、、」
ダメだこりゃ。ヤらせてもらえないわ笑
「なぃ、、、ん、、ぎゅーしよ、、」
「えぇ!?ぁ、、え?」
「だめ、、、?ぎゅーしたい、、、」
「ダメなことはないんだけども、、」
「じゃーぎゅーするの!!」
あまりにも可愛い。理性がなくなりそう。
「はいよ、ん、おいで?」
「んん、、」
そうやって胸に飛び込んできた。酒が回っているからか、りうらの体は温かい。むしろ熱いくらい。
「、、、ないくんさ、りうら酔ってると思った?」
「え、」
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