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※BL要素があります
・この作品は「書く習慣」にて書いたものです
RingRing…
そう鳴るのが聞こえる。
電話だ。
出てみると、幼なじみの君からだった。
「いつもの場所に来て」
と。あの神社だ。
高鳴る胸の鼓動。
なんとなくそれに歩調を合わせる。
あ、いた。
「隣、おいで。」
「ん。」
君が軽く叩いたところに座った。
「今日あげたい物があってさ」
君はそわそわしながら、ポケットを探る。
「何?」
「これ。」
俺に差し出されたのは、指輪。リングだった。
「結婚しろって?笑」
俺がそう聞くと、君は答える。
「そんな訳ないだろ笑…多分。」
「多分、ね〜…」
大好きな君との関係が、いつまでも続きますように。
END.