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そのあとはスムージーといちご飴を食べながら家に着いた

因みに、全員とは綺麗にバラバラに帰った…まぁ、そう家は遠いわけじゃないと思うし呼び出せばすぐに来る人たちである(?)

桜彩)はぁ〜…

家に帰れば部屋の掃除、そしてお風呂場の掃除、洗濯物を畳んだり…と一般的な家事を行う

桜彩)えーっと……部屋の掃除は終わったし…ご飯を作ればいいかな…あ、でも…お風呂洗わなきゃ

パタパタと家の中を駆け巡るように部屋の一つ一つを綺麗にする

桜彩)ふぅ……この家広いからなぁ部屋の掃除が大変だ

私は両親が居ない…私の両親はほんの去年……居なくなった

事故死で…

私の両親は会社の社長ではないがそれなりの地位にいた…だが、私の両親は余りいいことはしてなかったのか…事故死に見せ掛けた殺害をさせられた…

犯人は未だに捕まっていない…そこは警察に任せている…私はそう言うのに鋭い訳じゃないですからね

あの二人の娘の私が狙われないって事は目的は両親だけだった……って事だよね

桜彩)…こんな大きい遺産残されちゃったらお金すぐ無くなっちゃうよ笑

2人の結婚写真…小さい頃撮った3人で行った綺麗な桜の咲く公園で撮った写真…どれもこれも…全部私の宝物…

父方と母方の祖父母が私を心配して4人でこの家に来ると伝えられ私は本当に嬉しかった…全部一人でできるよって言っても…「心配だから」「何かあった時すぐ頼れるように…」と私の事しか心配してなかった…それはそれで少し心配だけどね笑

でも…本当に嬉しかった…失われた「愛」が4人のおかげで少しづつ…少しづつ…埋まって行くような感覚が芽生えた

桜彩)…さ、お風呂洗お!

少しぼーっとしてしまったがすぐにお風呂を洗いに向かう









桜彩)さ、ご飯食べなきゃね

おかずをよそいご飯をよそう…3人で食べてた私が大好きなお母さんの肉じゃが…それにハンバーグやカレーライス…シチューとかも私はお母さんに教えて貰って自分で作れるようにした…お母さんの味を…ちょっと大変だったけどでも、美味しい…

桜彩)おいし♪







お風呂に入りベットに入り眠りにつく

懐かしい夢を見た…夢なんて両親が居なくなったあと…見なくなったのに…この夢を1回見れるなら私はもう苦しくない…

綺麗な桜の咲く…あの公園で遊んだ記憶……





桜彩)ん…o。.( ´O`)〜〜

目を開けて枕の近くにあったスマホを触り時間確認する

桜彩)んぅ…(5時半…)洗濯しなきゃ…

目を擦りながら布団から起き上がってすぐさま脱衣所に向かう


洗濯機を動かしたあとポチッと乾燥のボタンを押していそいそとキッチンに入って鍋の蓋を開ける

桜彩)ん〜…夜にはなくなっちゃうなぁ…夜分のおかず作ろ

人参とマッシュルームとベーコンとソーセージ…あとはシチューのルー…じゃがいもに玉ねぎ…入れるべきものを全て入れてホワイトシチューを作る

桜彩)ん〜♪いい匂い

シチューを作った後は昨日のおかず…肉じゃがをお皿に入れて電子レンジの中に入れて温める

桜彩)ん〜…ご飯を用意しなきゃ

外はすっかり太陽が登りちゅんちゅんと雀の鳴き声が聞こえ始めた

桜彩)早くしなきゃ





ご飯を食べたあとはちゃっちゃと制服を着て鞄を抱えて学校に向かうのだが…だが…そう、なのだがぁ…

虚無プ)桜彩さーん!

桜彩)しまった…(捕まった……)

後ろから腕をブンブン振りながらこちらに走ってくる虚無プ達…なんかすっごい笑顔…

ミツナリ)桜彩ちゃーん!ギューッ

桜彩)うぎゃっ!

物凄い力で抱き締めてくるミツナリ…こいつはなんというか人懐っこい性格で色々困る…

ミツナリ)スンスン…シチューみたいな匂いする…今日のご飯シチューだったの?

桜彩)お前は犬か…

ミツナリ)当たったー!

桜彩)たーすーけーてー

腕をパタパタとしながら逃げようとしたら更に抱き締められた…正直いつおられてもおかしくないレベル…

桜彩)ま、待て待て待て!死ぬ!ベアーちゃん助けて〜!

ベアー)頑張れ〜

桜彩)バカ〜!

逃げようともがいても「一緒に行こ〜♪」と言ってへばりついて暑い…

桜彩)うにゃー!!!!

ミツナリ)うわぁ!?

思いっきり噛み付いて離してもらったよね

ミツナリ)い、いたぁ…

桜彩)知らない!そーま行こ!

そーま)あーあー笑

ミドナイと同じ高校に入っちゃった……

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