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佐野「」 ???『』
佐野side
20xx年、夏。
毎年、この季節に思い出すのは君だった。
ほんの昔、俺が中二の頃、
近所の花火大会へ行った。
あの景色は、昔からずっと見ていたもの。
毎年見ている近所の土手、
穴場スポットだった。
しかし、その年には、俺以外に、もう一人居たんだ。
そっと見てみる、
「っ!?!?…///」
とても綺麗だった。
今まで花火以上に綺麗なものなどない、
そう思っていたのに、
君を見てから、君以上に綺麗な人はいないと思った。
いわゆる、”一目惚れ”だった。
今、君は、どこで何をしているのかも、
名前も、性格も、年齢も、知らない。
そんな俺も社会人となった。
普段の業務は意外と楽で、思っていた以上だった。
ある日、暇な昼休みの時間。
これまでお昼ご飯はコンビニの商品だったのを、
社員食堂に変えてみた。
まぁ、稼いだから、と言っても過言では無い。
のこのこと、入社して初めての食堂へ行く。
「ぇ、」
そこにいたのは、
あの日見た、君だった。
コメント
1件
あ〜、もう、この再会のタイミングが…! 花火大会のあの一瞬をずっと覚えてるって、すごく切ないし、純粋だなって思いました。社会人になって食堂でバッタリ、の「ぇ、」だけで終わるところが、続きを読まずにはいられない…! 第3話、待ってます🌙