テラーノベル
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内容︴dytica 2rd anniversary、usm 「シャンティ」歌みたの捏造
要素︴誘拐・監禁・暴力・若干の性的暴行、BL(モブ×inm)・薬・ぼかした死、臓器売買表現
『チャイナinmがモブに惚れられる話』
「〜で、「ウサミ」って奴が「シャンティ」って飴を売ってるわけよ!」
男は鼻息荒く自慢げにそう言って語る。相手は中性的な若い”女の子”。
「俺は「ウサミ」から命からがら逃げ延びたって訳!」
ドンと胸を張って飴売りの借金から逃げた話をする。
「へぇ〜♡そうなんだぁ♡すごぉい♡」
目を細めて可愛らしく笑い、甘い猫撫で声で相槌を打つ”彼女”が、「ウサミ」と関わりがあるとは知らずに。
「…って感じで逃げられちまってさぁ。kyngたちの力を借りられねぇかって話なんだけど、そこんとこどうよ?もちろんタダでとは言わねえからさ。」
飴売りの男「ウサミ」ことusmはdyticaの本拠地に来ていた。
要件は最近支払いから逃げた男の捜索。
「ふーん…珍しいな、usmが獲物逃すの。」
煙管を嗜みながらdyticaのボス、kyngが続ける。
「ま、いいよ。馴染みだし特に報酬もいらない。kgt、ri。」
「なんやkyng」「はぁい、オレの出番?」
天井から逆さのまま返事をするkgt。 kyngの足元で小さく座っていて、呼びかけに顔を上げるinm。部屋の奥から顔を出して「え、俺は?」と言う顔をするhsrb。
「ああ。kgt、支払い逃げたやつ見つけろ。inmはそいつが見つかったら情報抜き取れるだけ抜き取れ。」
「了解。usm、そいつに関して知ってること教えてや。あとはこっちで探してみる。inmには見つけ次第連絡するわ。」
「マジかよ助かるぜぃ!えっとな〜…」
kgtはすぐにusmと情報共有を始める。
「ruは相手が堅気じゃない…こっち側の人間だと踏んでるんだね。」
inmがkyngを足元から見上げてにっこり笑いながら問う。
その仕草はやけに幼く、kyngへの信頼が伺える。
kyngはそんなinmを少しの間見つめて、すぐに視線を逸らした。
「…ああ。ただの一般人がusmから逃げられるとは到底思えないからな。riもそのつもりで十分警戒しろよ。」
inmの頭をくしゃっと撫でながら微かに微笑んだ。
「ちょっ…髪崩れるっ…てかまだ子ども扱いかよ…オレ成人してんだけど。」
「俺からしたらまだまだ子どもだわ。」
「子どもに現場向かわせてハニトラさせるってどうなの…」
そんないつも通りの会話を交わした。
その後すぐにkgtが例の男の居場所を見つけ、inmが接触、冒頭に至る。
「いやぁ。キミかわいいし親身になって話聞いてくれるし…俺好きになっちゃいそう。彼氏とかいるの?名前教えてよ。」
ニヤニヤしながらモブが距離を詰めてくる。
「えぇ〜、彼氏なんていないよぉ。名前はねぇ…ヒミツ♡」
「え〜!なんでよ〜笑じゃあなんて呼べばいい?あと連絡先ちょうだい!」
(釣れた!やりぃ!こいつチョロいなぁ笑)
inmは内心ほくそ笑む。連絡先ーもといdyticaの電話番号のメモをモブに手渡す。
「しょうがないなぁ…あたしこのあと用事あるからここに連絡してね。待ってるよ。お兄さん♡」
モブの耳元で囁くように言って、可愛らしくウインクしてからその場を離れる。
そこからはトントン拍子だった。
モブから連絡が来て何度か2人きりで会い、その度にdyticaとusmに情報を共有する。
苗字と名前の尻を取った「みい」という偽名も、モブは疑うことなく呼んだ。
そのままあれよあれよとモブはusmとdyticaの待つ本拠地へ。
「逃げ切れたと思ったっしょ。残念だったなぁ。俺しがない飴売りだけど顔広いんだわ。お前がお熱になってた「みい」もこっち側。まんまと引っかかってくれて助かったわ。」
usmの背後でkyngの足元に小さく座っているinm。
にっこり笑いながら「ごめんね〜笑」と煽るように手を振る。
モブは俯いてまま微動だにしない。
「じゃ、ツケてたぶん利息付きで返してもらうかr「払います。」
usmに被せて食い気味に言い顔を上げるモブ。その目はinmだけを見つめギラギラしている。
「利息分も含めて今すぐにでも払う。だからみいちゃんを俺にくれないか。」
「は?」「……。」「…まじ?笑」「うわぁ…」「おやおやこれは…」
素っ頓狂な声をあげるusm。ぴくりと反応しあからさまに不機嫌な顔になるkyng。「やりすぎて依存させちゃったか笑」と冷笑するinm。モブに軽く引くkgt。モブの発言を面白がるhsrb。
「あんなあ兄ちゃん。魅了されちゃってるところ悪いがこいつは男だ。それに「みいちゃん」でもねえ。お前をここに連れてきて金払わせるために、最初から何もかも嘘ついてんの、わかる?」
「男…?いや男でも構わない。金ならいくらでも払う。指でも臓器でも好きに持ってってくれ。だからその子を俺にくれ。」
モブはその場であり金全てを出して床に額を擦り付けた。
「あっはっは!馬鹿だなあ!本当に馬鹿なやつ!残念だけどオレ、君のモノになるつもりないからさ。諦めなよ。」
甘い猫撫で声も可愛い女の子らしい仕草もない。dyticaのメンバーとしてのinmがモブを見下して笑う。
「こいつを何処の馬の骨ともわからん奴に渡す気はない。特に支払いを踏み倒すようなことをする奴には。」
「そう言うこった。潔く諦めて金払って失せな兄ちゃん。」
kyngとusmが壁になりモブは外に追い出される。
「みいちゃん!俺絶対諦めないから!」
「はいはい、頑張ってね〜笑」
叫ぶモブをinmは面白いおもちゃ程度にしか思っていなかった。
「みいちゃんいますか」「みいちゃんの本名を教えてください」「みいちゃんをください」
モブはあの日以来、懲りずに毎日dytica本拠地を訪ねてくるようになった。
次第にモブの行動は出待ち、盗撮、ストーカーなどエスカレートしていった。
dyticaやusmへの嫉妬からくる脅迫めいた手紙が何十通も届くようになってから、kyngは嫌な予感がして「流石にまずい、何か対策を考えなければ」と思い始めた。
「…ri、最近あいつから接触あったか?」
「うん?直接的には何も。ちょっとやりすぎっていうか、そんなにオレに執着しなくてもいいよね笑」
「お前は楽観視しすぎだ。もっと警戒しろ。」
「はぁいボス〜♪」
「………。」
kyngに釘を刺されてもinmは特に気に留めなかった。
むしろinmはkyngが大袈裟で深く考えすぎだと思っていた。
しかしkyngの嫌な予感は的中することになる。
その日、inmは好物の点心を買いに街へ出ていた。
お目当てのものとdyticaへのお土産が買え、ホクホクとした気分で帰路に着く。
近道の裏路地に入ったところで、背後からの聞いたことのある声に足を止められる。
「みいちゃん」
その声の主はinmの予想通りモブだった。
「なに、まだオレのこと諦めついてないの?オレ男だし「みいちゃん」でもないって言ったよね?」
「ああ、知ってるよ。それでもいいんだ。今日は君を迎えにきたんだよ。」
「迎え?よくわかんないけどオレ帰るから。じゃあね…」
モブに背を向けたその瞬間。
inmの口と鼻が布で覆われる。
布からは甘ったるい匂いークロロホルム、麻酔系の化学物質ーがする。
「ふぐ…っ?!ん”〜っ!!」
inmが足をジタバタさせる。肘で背後から抱きついてくるモブを強く突いて抵抗する。
しかし油断して最初に深く吸い込んでしまったものはもう吐き出せない。
「く、ぅ……ん………っ……………」
羽交締めにされてうまく抵抗もできずに、inmはカクンと意識を失った。
次に目が覚めたのは薄暗い部屋だった。
頭が痛い。なのにふわふわ気持ちよくて幸せ。
まだ薬が抜けきっていないのか。
そんなことを考えていると、ふと薬甘ったるい香りがするのに気がつく。
シャンティの匂いだと気づいた瞬間、inmの背筋が冷える。
あれは判断力を鈍らせる。底知れぬ幸福感に襲われる。
シャンティを使われたのか。
思わず起き上がろうとして何かに阻まれた。
手首には柔らかい布。
逃げられない程度に優しく固定されてるのが余計に気味悪い。
「起きた?」
部屋に入ってきたモブが嬉しそうに笑う。
「……は」
「大丈夫だよ もう怖い奴らいないから。」
「怖いのはお前だろ」と 言おうとして、喉が掠れた。
部屋の隅には女物の服、 リボン、 香水、 ぬいぐるみ。
全部、“理想の女の子”の部屋だった。
「………お前さぁ「 その喋り方やめて」
モブがinmに重ねて遮り、指が唇をなぞる。
「前みたいにもっと可愛く笑ってよ。」
ぞわりと鳥肌が立つ。
最初は面白かった。 騙されて赤くなって、 金を積んで、 必死になって。
でも違った。
こいつは本気で、自分の見たいものしか見ていない。
「アイツらなんかより俺の方が優しくする。」
「閉じ込めてる時点でロウたちより優しくねぇだろ。」
その瞬間 モブの顔から笑みが消えた。 空気が張る。
「……なんであいつらの名前出すの?」
静かな声だった。 inmは初めて「死ぬかも」と思う。
モブはゆっくりベッドへ乗り上げる。
逃げようとしても腕を掴まれる。
「待っててよ。今日はちゃんと好きって言わせるから。」
「触んなっ……」
服の襟に指が掛かり、するすると呆気なく脱がされていく。
「やめっ…「本当に男なんだ。まあいいけどね、可愛がれればどっちでも。」
「ひっ…」
モブの手がゆっくり、ねっとりと下半身へ降りていく。
怖い。幸せ。気持ち悪い。幸せ。助けて。幸せ。
思考が勝手にぐるぐる止まらない。
「あ…やだ…いや…っ」
ぎゅっと目を瞑る。
ガコンッッ!!!!!
突然爆音と共に扉が外側から吹き飛ぶ。
煙と木片の向こうから、低い声。
「なっ…?!」
「俺のもんに勝手に触ってんじゃねぇよ。」
「ろっ…!」
inmの顔が安堵で緩む。助かった。
「kyngくんかっこいい〜。「俺のもん」だって。」
「うるせぇ。」
kyngだった。 後ろにはusm。
そのさらに後ろでmrkmが苦無を構え、hsrbがトランクを引っさげて笑っている。
モブの顔が引き攣る。
「………なんでここに。せっかく二人きりになれたのに。」
「inmの香水変えたの俺だし、 匂い追えば余裕だった。白狼を、Dyticaを舐めんなよ。」
目に涙を溜めて震えるinmを見て、kyngの目つきが変わる。
腹の底から静かに、沸々と怒りが迫り上がってくる。
「……随分可愛がってくれたみたいじゃん。」
その声に、部屋の温度が一気に下がった気がした。モブは後ずさる。
けれど逃げ道はもうなかった。
壊れた扉の前をmrkmとhsrbが塞いでいる。
usmは相変わらず笑ってるのに、目だけが冷たい。
するとモブが叫び出す。
「俺のなんだよ! 俺が一番大事にできる!」
その言葉に、inmの肩がビクッと震えた。 kyngはゆっくりinmを見る。
乱れた服、 赤くなった手首、 怯えを押し殺して泣くのを耐えている顔。
数秒の沈黙。 それだけで十分だった。
「……殺す」
低く落ちた声。
モブの背筋が凍る。
モブは慌ててナイフを掴み、inmの首元へ押し当てる。
「来るな!!」
「っ……」
刃が薄く皮膚を裂く。
赤い線が滲んだ瞬間、usmの笑みが消えた。
「うわ、最悪。」
mrkmが舌打ちする。しかし kyngは動かなかった。
静かに、異様なくらい静かにモブを見ている。
その視線に耐えきれず、モブの呼吸が乱れる。
「な、なんだよ……」
「お前さ、」
kyngが腕を組んで扉の枠組みに寄りかかる。
「“好き”と“欲しい”の区別もつかねぇの?」
パンッ!!
乾いた音。 モブの手からナイフが弾き飛ぶ。
hsrbがkyngの言葉を合図に撃った。
「お話はこのくらいにしましょう。riを返してもらいますよ。」
すぐにmrkmが突っ込む。 鈍い音を立てて床に叩きつけられるモブ。
「くそっ…返せ!!返せよ!!」
inmの拘束を解いてやりながらkyngが口を開く。
「……悪い、遅くなって。」
短い声。 いつもの威圧感ある低い声なのに、少しだけ掠れてる。
(はじめて見た。ruってこんな顔するんだ)
怒ってる。 安心してる。
でも少しだけ、怖がってるみたいな顔。
「……っあは」
inmは震える息を吐いて笑う。
「なにその顔」
「うるせぇ」
そう返しながら、kyngはinmの頭を撫でる。前した時と同じように、くしゃっと。
「助けに来てくれてありがと。正直死ぬかと思ったしすげー怖かった。ruの忠告ちゃんと聞けばよかった。」
「だから言っただろ。…まあ、なんだ。次から気をつけろよ。」
「…うん。」
「ri〜ru〜、終わったで〜。」
「まったくriも厄介なのに好かれましたね。」
「kyng〜、こいつ俺がもらってくな〜。」
usmが気絶したモブを引きずって出ていく。モブの未来は悲惨だろう。
世界中に散らばって、悲惨さを感じることはないかもしれないが。
「……ri、お前…シャンティ入ってるな?」
「あ…たぶん…あいつに入れられてr 「r〜i、お前は帰ったら改めて説教な〜?^ ^」
「…はい。」
終わり。
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