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かわいくない

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かわいくない

1 - かわいくない

♥

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2025年08月29日

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⚠️attention⚠️


BL表現あり

nmmn注意

ご本人様には一切関係ありません



R18


赤紫


久々の投稿です✨

温めすぎて駄作になりました☹️






🍍「はぁ〜〜っ、かわい♡」

📢「は?」


なつが腰に抱き着いてきたと思ったら、急に大きく息をつきながら、意味の分からない言葉を吐き出す。

何言ってんだこいつ。


📢「きもいこと言うな」

🍍「あ!今俺のことキモイって言ったぁ、」


今日はバブの気分らしいなつが、頬を膨らまして腰に抱きついたまま俺を見上げる。

普通成人男性がやったら絶望的に気色悪い、こんな表情でさえ様もになってるのだから、この男の顔面偏差値は計り知れない。


📢「今作業してるから、後でな」

🍍「ぇえ…」


かまって欲しいんだろう。

なつの言葉を予想して、先手を打つ。


🍍「ねぇ、いるまぁ〜」

📢「後でだって、」


髪を掬って、頭を撫でてもまだ不満そうななつの表情。

おかしいな。

いつもコレで満足すんのに。


🍍「ねぇってば、」

📢「っは、?」


声のトーンが低くなったと思ったら、なつは俺の肩をソファに押し付ける。


🍍「いい?♡」

📢「いや…なんもよくねぇだr、ぁっおい、/」


うるさいとばかりに、俺の口を閉ざそうとキスをする。


📢「んッ、な、つッ/」


舌をねじ込まれ絡め取られたら、あっという間になつのペース。

こうなってしまえば、もう勝てやしない。


🍍「ちゅーだけで、とろとろじゃんッ♡」


見誤った。

今日のなつはバブじゃなくて、エロい気分だったらしい。

温かい手が俺の服の間を這い、肌を優しすぎるほどに撫でる。

少しこそばゆい。

なつの指を感知し、カラダが敏感に反応するのが分かる。


📢「…やさしくしろよ、」

🍍「ん、かわい、♡」


なつに俺の言葉が届いたのかは分からない。

ただ、俺はなつの温度を受け入れるために、諦めて瞳を閉ざした。





とちゅ、ぱちゅ。


📢「んッ、、はぁ、ッ/」

🍍「ん、♡」


生々しい肉同士がぶつかる音と、俺らの息遣いが部屋に響く。

ソファのクッションを掴もうと探る、いるまの手。

そのクッションで顔を隠すつもりだろ。

弱々しい手を握って、動きを封印する。


📢「なつ、ッ/…はやぃッ、/」

🍍「ッん、きもちいね、いるま♡」


いるまのこの言葉は気持ちイイって証拠。

それを裏付けるように、いるまのナカがキツく締まる。


🍍「ちょ、/…キツすぎだから、♡」

📢「むり゛ッ、/」


隠すことの出来なくなった、いるまの真っ赤な頬。

その頬に一筋の汗が流れる。

宝石のようで、逃したくなくて、舌でその一筋をなぞるように舐めとる。


📢「ゃ、/」


感度の高まったカラダをビクビクと震わせながら、ささやかに抵抗するいるま。

その割に、彼は虚ろながらに俺を捉えるその目はハートになっている。

こういう、天邪鬼なところが可愛くて仕方ない。


📢「ぅ゙あ、ッ♡」


俺の下で可愛く鳴くいるま。

それでも声を抑えようとしているのか、歯を必死に食いしばろうとしている。

唇の隙間から覗く、チャームポイントの八重歯はより愛おしく感じる。


📢「ん、ッふ…ぁ/」


俺がいるまの口の中に指を入れると、その鋭利な八重歯で甘噛みをする。

猫みてぇ、なんて思いながら俺は、指を噛まれている気持ちよさに浸る。

一方、歯を食いしばる術を失くしたいるまは、より一層快楽の沼へと引きずり込まれているみたいだ。


🍍「いるまぁ、♡」

📢「なッ、に/」


いるまが閉じかけていた眼を開けて、視線を俺に合わせた。


🍍「かわい、♡♡」

📢「はぁ、っ//」


まだ赤くなるんだ、そのほっぺ。


🍍「ん〜?いるま、はずかしーの?♡」

📢「また、それッ…/」

🍍「こーんなに真っ赤になっちゃって、♡」


手の甲で熟れた果実みたいな頬を撫でる。

余裕が無いのか、目をキュッと瞑って快楽に耐えている。

はい、もう反則級にかわいい♡


🍍「いるまは、かわいいって言われるとすぐ照れちゃうよね〜♡」

📢「ッんなこと、っ/」

🍍「あるよ、♡こーんなに、ナカ締めちゃってさ♡♡」

📢「んぅ、ッ/…ぃや、♡」


いるまは最後の力を振り絞って、と言わんばかりの声量で必死に抗議する。


🍍「いるま、かわいいねッ♡」

📢「んッ、は…//」

🍍「かわいい、♡」

📢「はぅ、ッ…だからっ、かわいく、ねぇからッ…//」





🍍「いるまぁ、だいじょぶ?」

📢「んぅ、/」


俺に背を向けて寝るいるまの背中をさする。

少し汗ばんだ華奢な背中がどうしても愛おしい。


🍍「かわいい、」


不意に出た俺の心からの言葉は、また否定されるのだろうか。

そう思っていると、何も言わないいるまがくるりとコチラにカラダを向けて俺を見つめる。

三白眼気味の鋭い眼が、ふにゃりと形を変える。


📢「なつはね、


かっこいいよ、♡」


🍍「は、?/」

📢「ふは、w」


急展開に頭が追いつけず、いるまの言葉が脳内を意味もなくグルグルと駆け巡る。

普段、 絶対そんなこと言わないのに。

しかも、俺にしか見せないその顔でさぁ。


📢「かお、まっかだな」

📢「なつ…♡」


いるまが俺に顔を近づけて、唇に柔らかいものが落ちる。


🍍「…っ!/ ずるッ、//」

📢「やっぱ、かわいいわ 」

🍍「…っ// かわいくねーよ、//」


きっと今の俺の顔は情けなさすぎるから、いるまの視線から逃れ、そっぽを向くことしか出来ない。

俺のいるまに対する、とんだ間違いだったみたいだ。


やっぱり、かわいくない…//




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