沈黙恐怖症
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・二次創作
・iris様
・青×白
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俺は沈黙が嫌いだ。
沈黙があると、その間にネガティブな考えを
してしまう。
例えば、
「この子俺の事嫌いなんかな」
「話してくれないな」とか。
たとえそれが俺の彼氏でも、だ。
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俺の彼氏は今仕事をしている。
その姿は格好良いのだが…
彼氏との間に生まれる”沈黙”が苦手だ。
だからといって話しかけたら仕事の邪魔をして
しまうし、話しかけずにいたら俺の心臓が持た
ない。
1人でも何の解決にもつながらないと思い、
友人の水に相談してみることにした。
白「なぁ、水くん。」
水「ん~?どうしたの、?」
白「俺、実は沈黙恐怖症、でさ」
白「一緒にいるのに話せないのが、嫌で。」
白「不安なことばっかり考えちゃって。」
水「そっかぁ…」
白「青ちゃんが仕事してる時、気まずくて…」
水「じゃあさ、正直に話してみたら?」
白「え…?」
水「彼氏なら、いろんな白ちゃんがみたいんじゃ ない?」
水「もちろん弱い一面も、ね?」
白「…話したほうがいいかな?」
水「僕だったら話してくれた方が嬉しいかな~笑」
白「じゃあ頑張ってみる…っ」
水「うん、頑張れ!!」
水「これで、初兎ちゃんの事、諦められる…かな、笑」
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青「カタカタカタ…」
青「カタカタカタカタ…」
白「青ちゃん…」
青「…ん~、?」
白「今大丈夫?」
青「大丈夫やで?どうしたん?」
白「実は…」
青「…そっか、」
白「…ポロポロ」
青「よう頑張ったなぁ、[初兎の頭を撫でる]」
白「引かないの…?」
青「引くわけないやん。 」
青「逆に白のこともっと知れて嬉しいで、? 」
白「そっか…ありがとう!ニコッ」
これから俺は、彼氏と一緒に沈黙恐怖症を治して
いこうと思う。