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222
れむ
3
#学パロ
あむ˙︶˙
10
#也
「あのなあ、お前今何歳なん?」
「今?何歳だっけな」
また彼からため息がこぼれる。
「ここ、公衆トイレ。家じゃねぇよ」
「そうなんだ」
「よくお前それでタワマンの屋上におったな…」
「タワマン?」
「これ以上説明してたらせっかく昇った日が暮れるからまた今度な」
彼は俺の手を引いて色々なところに案内する。
“普通の”人間が生活するところ、買うところ、遊ぶところ、仕事するところ、学ぶところ…。俺には非日常的なものばかりでとても面白かった。
「どうや?意外とおもろいやろ」
「うん」
「お前もこの生活やってみるか?」
「無理だよ」
「無理じゃない、染まらせたる」
そう言って彼は今度こそ家へと俺を案内する。
どうやら天使も人間と同じ世界に住んでいるようだ。
「靴脱いでな」
「おじゃまします」
家に入ると、暖かい空気が流れてきて少し暑かった。
彼も少し暑いのか、服を着替えて薄着になっていた。
「はい、これ」
「…ありがとう」
暖かい飲み物が提供されると共に、俺の上着が回収される。
熱いから気をつけるよう言われたので、数回息をふきかけてから飲む。しかし、まだ冷ましたりなかったのか、舌に痛みが走る。
「ほら言わんこっちゃない」
そう言って、彼は氷を3つお茶に入れる。 次に飲んだ時には、ちょうど良い温度になっていて飲みやすかった 。
「ありがとう」
「いーえ」
彼はその後も俺に人間の当たり前の生活を教えてくれた。
ご飯にお風呂に歯磨き、睡眠まで、1から丁寧に教えてくれた。
なぜそんなにも丁寧に教えてくれるのか問うと、偽善だけどな、なんて変なことを言っていた。
「今日はもう遅いから寝ろ」
「うん、色々ありがとね」
「おやすみ」
俺は今日、初めて人と眠る温かさを感じた。
コメント
6件
すごい良い小説ですね…!!雰囲気で染まりそうです…!!これって、レウさんがら人間ですよね…?でkyoさんが天使ですか…?この二人の関係性が分からなくなってきた…!!でもとりあえず暖かいと言うことだけはわかる…!!
第3話読みました〜!ああもう、この“普通”の生活を教える感じ、めちゃくちゃエモい…😭💕 特に「染まらせたる」って言い切る彼の優しさと、舌火傷した後に氷入れてくれる細やかさにキュンときた。最後の「初めて人と眠る温かさ」で一気に世界観が広がって、続きが気になりすぎる!偏さんの紡ぐ世界、もっと見たいです〜!!🌸