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今日は、学校の一般公開日。 外部の人も自由に見学できる、年に一度のイベントだ。 雨栗さんも来てくれるって言ってたから、なんだか朝からちょっとウキウキしてた。
教室でみんなと話していると、ふいに声が聞こえた。
「こんにちは〜!」
入り口の方を振り返ると、中学生くらいの男の子が顔を覗かせている。 その後ろには雨栗さんの姿も見えた。もしかして、雨栗さんの知り合いかな?
そう思っていたら――その子が、なぜかまっすぐ僕の方へ駆け寄ってきた。
「写真に写ってたお兄ちゃんだ!」
……え?
突然の言葉に戸惑う僕をよそに、その子はニコニコと笑っている。
「写真? どの写真のこと?」
僕がそう尋ねると、その子はちょっと口を押さえるようにして、でも嬉しそうに話し始めた。
「おんりーがね――あっ、ダメだ、お兄様が大事にしてた写真に写ってたんだ。」
その言葉を聞いて、記憶がふっとつながった。
――前に、おんりーが話してくれたことがあった。
『俺にはね、おらふって弟がいるんだ。魔法が得意で、でも威張ったりしない。いっつも笑顔で、可愛い子だよ』
『へぇー仲良しなんだね』って、僕も笑って返したっけ。
じゃあ、まさかこの子って――
「もしかして、君の名前……」
僕の問いかけを最後まで言い終える前に、その子は元気いっぱいに答えた。
「おらふだよ! おらふくんって呼んで!」
もともと笑っていたその顔に、さらに嬉しそうな笑みがあふれていた。
「ねぇ、ルザクくんで合ってるよね? 僕、お願いがあるんだ」
その言葉に、胸が少しだけざわめいた。 おらふくんが何を見に来て、何を伝えに来たのか―― まだ何も分からないけど、きっとこれは、大切な出会いになる。そんな感じがした。
作者の一言、
ルザクさんの視点だけ、異様にいいねが少ない‼︎リベンジ!
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