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注意
桃赤
R18
り「んね、……」
な「んー?」
パソコンのカーソルをいじっていた俺の手の上から自分の手のひらをそっと重ねる。
俺とは違い子供みたいに暖かい体温をしたそれは柔らかくもちもちしていた。
中々続かない会話に首を傾げるも、顔を真っ赤にしながらはくはく口を動かすだけで何も進展は無い。
な「あれ、用事忘れちゃった?」
人と関わることがあまり慣れていないため、たまにこうやって緊張から話すことを忘れてしまう傾向にある。
今回はいつもとは違う様子だけどなにかあったのだろうか。
り「ふ、ぁ…んっと……/」
な「ん?」
り「え、えっちしたい、です……//」
な「は、?」
その途端ぷしゅーっと空気が抜けるみたいにへなへなと座り込んでしまったりうら。
そして理解の出来ない俺。
え、えっち……?????
りうらからお誘い……!?
な「んん?え、えっちしたいの?」
り「っ……///((こくこく」
目を逸らしながら首を縦にブンブンふる。
少し涙目になっているところが堪らなく可愛い。
それじゃあ人肌脱ぎますか……
ということで座り込んでしまっていたりうらの膝裏をすくい上げてリビングを後にした。
赤side
えっちがしたい。
何言ってんだと思われそうな願望に自分でも飽き飽きするけど、ゲームの広告に出てきたエロゲの男の人役がないくんにどうしても似てて。
『ここ、好きなの?』
『ひぁ、っ♡んぅすきれすぅ~“っ///』
り「はゎ、……っ///」
まるで一昨日の行為を表しているかのような描写にゆるゆる元気になっていく下の子。
びくびくしながらスマホをガン見していたら後ろからないくんに声をかけられた。
な「りうら~?」
り「へぁ、…!? な、なに?」
な「なにって…笑笑」
な「お昼どうする?」
り「ッぁ、…まだ、いいかなぁ……」
な「そ?ならいいんだけど……」
ないくんが自分の席に戻って行くのを見届けたあと、再度スマホを見つめる。
まだ時刻は1時を過ぎたばかり。
自分でもこんなに欲が盛んだとは思っていたなかった。
でも、これを1人で処理することはないくんに禁止されている。
なんでも、「可愛いこと1人でやらないで!!」だそう……。
そうなればいざないくんの元へ。
とはいかない。
こんな恥ずかしいこと言えるわけがなかった。
でも、じゃあもしこの下半身の盛りがバレてしまったらと思うと考えたくもない未来が予想される。
意を決して、気持ちは軍隊を率いる隊長のように。
そうでもしないとやっていけない。
せわしくパソコンをカチカチ触っているないくんのところにちょこちょこと移動した。
り「んね、……ないくん?」
な「んー?」
手の動きを止めてこちらを振り返る。
自分が忙しくてもりうらの話は絶対に聞いてくれるところが好きポイントのひとつだ。
り「ッぁ、えっと……//」
な「なぁに?」
ないくんのゴツゴツと骨ばった手の上にそっと自分の手を重ねて、次の言葉を出そうと試みるも喉に何かがつっかえたような気がして上手くいかない。
な「あれ、用事忘れちゃった?」
こてんと首を傾げるないくん。
その拍子にいくらか傷んだ髪の毛が はらりと落ちる。
いま、言わないとまた仕事に戻っちゃう。
そういいきかせて次の言葉を口にした。
り「え、えっちしたい、です……//」
な「は、?」
その瞬間言えた安心から腰が抜けたようにゆかに座り込んでしまう。
な「んん?えっち、したいの?」
り「っ……//((こくこく」
最後の勇気を振り絞って強く頷く。
がた、と椅子を引く音が聞こえて、上を見上げれば雄の顔をしたないくんがりうらを見下ろしていた。
な「あんまり可愛い事言わないでよ……」
り「か、かゎ……っ//」
ぼっと真っ赤に染まる頬に唇を噛み締める。
そうやってかっこいい言葉をどうしてスラスラ口に出せるのか不思議だ。
スっとスマートに膝裏を掬ってグッとないくんとの距離が縮まる。
ちゅっと軽くキスを落とされて向かうは寝室。
既にびくびくと痙攣している俺に、にぃっと口角をあげたないくん。
な「へー、期待しちゃった?」
り「な、っ///……ッ♡」
り「早くしろばかぁ……」
な「はいはい笑」
胸板をポカポカ殴ると眉を八の字にしながら楽しそうに笑う。
まだ昼だと言うのに盛んなりうらは自分でも嫌になるぐらい変態だけれど、受け入れちゃうないくんも同類だ。
鼻筋の通った横顔を見つめながら寝室に向かった。
(※※※途中からになります)
おまけ程度に見てください!!!!!!!!
り「ん”ぁ♡”ッゃ、ぁ…いっちゃあ”~~っ///」
な「んー、好きなだけイきな」
り「ぅ”~~っ///♡♡”」
びゅるっと勢いよく出た白濁液がベッドのシーツを汚す。
気持ちよさから、ないくんの肩に爪をたてて引っ掻いてしまったら嬉しそうに微笑んだ。
な「ふふ、かわいーことするじゃん」
り「ゃ、あ”♡♡///ふぇ”ッぅぁ”~~っ///」
り「ぁ”、あ”、♡”ら”めっしんじゃッ”」
な「死なないよ笑笑」
ぎゅうっと抱きつくとないくんからも抱き締め返してくれる。
な「ん、イきそっ……//」
り「一緒にいこ……?///♡」
な「ん”…ッ~~♡//“」
り「ぁ”、ぁ”♡ ないくんのッあったかぁっ~~“♡♡”」
な「おつかれ、((ちゅっ」
り「ん、//」
いつもたくさんの愛情表現をする彼と一緒に果てる夜の事。
2人きりのぬるい寝室には甘い声が響いていた。
『お誘い』 えんど
コメント
9件
すご...R書くの上手いの羨ましい...。
お腹いっぱいです もう、なん、え、?とにかくえってぃのもうああああ😭🫶🏻ってかんじですよね、(※語彙力死亡) チラ見てかなんなら全見してたんだけど何回見てもすき🥹🥹あかぐみさんわたしもかきたくなりました