こんにちは
早速どうぞ
⚠
アメ日帝です
何でも許せる方のみどうぞ
日帝「…」
戦争が激しくなっていく…
このままじゃ、埒が明かない…
どうすれば…
日帝「…」
でも、あいつに攻撃をしたくない自分が居る
『今まで良く頑張ったね』
日帝「…何故だ」
何故、あいつは私に
微笑みを向ける?
敵国だぞ?
どうして、そんな言葉を言うんだ?
…何故…
そんな事を言われてしまっては…
日帝「お前に…心を許してしまう…」
…嗚呼
私も弱くなったな…
でも
日帝「勝たなくては…御国のために…」
弱音を吐いてはいけない
情を見せてはいけない
浮かれる暇があったら
一刻も早く、勝てる方法を探せ
日帝「…」
勝つために…私は
此処まで、努力をしたんだ…
成果を残さなくては…
今までの努力を無駄にしてはいけない
勝つ為に…
日帝「私はッ…」
ー米国視点ー
米国「…」
日帝は、今頃何してるかな…
怪我はしてないかな…?
大丈夫かな…?
頭の中は不安で埋め尽くされる
米国「…」
日帝…
会いたい…
もう、数ヶ月は会っていない
日帝が大好きな俺にとったら
拷問かと思う
だが、今日帝に会いに行ったら
恨みを吐かれるだけか…
アレだけ、攻撃をしたんだ…
当然だ…
米国「…」
窓の外を見ると
ポツポツと雨が降っている
今日は、大雨と聞いた
だから、外はこんなにも
薄暗い
米国「…はぁ」
俺は…日帝に会いたい…
会って戦争を停戦させたい…
廊下を歩きながら
俺は、どうすれば良いのか考える
コツコツ…
米国「…?」
何やら、話し声が聞こえ
耳を傾ける
部下1「なぁ、聞いたか?」
部下2「嗚呼…聞いた…」
部下1「ついに、アレを落としたらしいな…」
部下2「…」
アレ?アレって何のことだ?
部下1「…」
核兵器を大日本帝国に落としたらしいな…
米国「…は?」
今、何て言った…?
部下2「まぁ、コレで大日本帝国も
降伏するだろう」
部下1「米国様が、核兵器を投下すると
言った時は、どうなるのかと
思ったけど…」
部下1「コレで、我等の勝利だな」
待て…俺が、核兵器を投下しろと
言った…?
そんなの、俺は言っていないぞ…?
米国「ッ…!!」
深く考えるより足が動いた
走れ…走れ…!!
日帝「ケホッ…」
嗚呼…目の前が暗くなる…
瞼が重い…
日帝「…ははっ」
結局、私の努力は全部
無駄だったんだな…
…もう、身体の感覚が無くなっていく
このまま、死ぬのか…?
日帝「ッ…」
『日帝!』
…走馬灯は貴様の笑顔か
まぁ…もう…どうでも良い…か…
頭が回ら…ない…
嗚呼…最後は才能者が勝つの…か…
日帝「…勝ちたかったな…」
私は、そっと瞳を閉じようとする
『日帝!!』
幻聴か…?
遂に、私の耳は可笑しくなったんだな…
米国「日帝!!」
日帝「!!」
そいつは、私の身体を見た後
顔が青白くなっていき
今にも、泣きそうな顔を浮かべる
米国「にっ…てい…?」
震える足で私に近づく
米国「日帝!!しっかりしろ!!」
米国「今、病院に行ってやるからッ!!」
米国「だからッ!!」
日帝「…」
お前も焦る時があるんだな…
そんな、泣きそうな顔で私を見るな…
私も、泣きそうになるではないか…
米国「病院…病院に!!早く!!」
私を腕の中に抱えた後
必死に走る
日帝「…」
暖かい…
もう…このまま…
米国「日帝!!馬鹿な事は考えるな!!」
米国「絶対に助けるから!!」
…お前は、人の心が読めるのか…?
もう、良いじゃないか
結局は、お前のような
才能者が勝つんだ
…そう言えば、私は何故、努力を
しようと思ったんだ?
米国「ッ…!!」
…思い出した
日帝「…米国」
米国「!!」
私は、嫉妬していたんだ
お前のその強さに
いつも、明るく輝いているお前が
羨ましかったんだ
努力をしたら
少しでもお前に勝てると思ったんだ
だから、努力をした
でも…
お前には勝てなかった
日帝「…ありがとう」
米国「は、?」
ようやく、思い出せた…
その事に…
日帝「…」
ゆっくりと瞳を閉じる
米国「日帝…?おい!!しっかりしろ!!」
その後、病院で緊急手術が行われ
長時間の手術の末
何とか、日帝は意識を戻せました
米国「良かった…!!」(日帝に抱きついている)
日帝「おい…苦しいぞ…」(入院中)
それと、
核兵器を米国の許可無しに、
勝手に投下した部下達は
米国が権力で消しました
米国「お前等…」
米国「空を飛びたいとは
思わないか?」ニコッ
意味︙天国に行かしてあげる
勝手に投下した部下達
『あ、終わった…』
その時の、米国の笑みは
今まで一番、恐ろしい笑みだったらしい…
ーおまけー
米国「日帝Chan、そう言えば
何で、あの時ありがとうって言ったの?」
日帝「…忘れろ」
米国「気になるんだけど…」
日帝「忘れろ!!」
日帝「いッ…」(大声を出した為、傷口が染みる)
米国「お、落ち着こうぜ?」
日帝「…チッ」
日帝「…自分が何をしたかったのか
思い出せたから、礼をしたまでだ」
米国「あー…なるほど!」
日帝「絶対、分かってないだろ貴様」
米国「…うん」
日帝「はぁ…」
…お前は、本当に変わらないな…
呆れながら、日帝はそう考える
だが、変わらない米国を見て
少しだけ、日帝は微笑む
周りから見たら、いつもの表情だと
思われるが…
日帝を良く見てきた米国は
直ぐに、気づく
米国「日帝Chanー!!」
日帝「抱きつくな!!💢」
米国「大好きだよ!!」(ハグ中)
日帝「…あっそ」
はぁ…全く…
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら
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