こんにちはI˙꒳˙)
内容思いついてやっと書きたいネタ書けますた。
メインはrdpnです。
[🟦🟨]
[現パロ]
[※we were here forever の動画ネタバレ注意]
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僕は小さい時にトランシーバーを買った。
刑事ドラマに憧れて。
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pn side.
欲しい漫画を我慢してやっと買えたもの
軽い足取りで歩き、帰ってさっそく開けてみる。
片方を鳴らすとビ—ッと音を出し
応答するとジジッとノイズ混じりの音がなる。
最初のうちはそれだけで興奮しわくわくしたが
気づいてしまった。
トランシーバーは連絡を取るもの、
すなわち1人ではドラマの様に連絡出来ない。
ある日公園に遊びに行った。
ずっと家で遊んでたから久しぶりだ。
ブランコってこんなに楽しかったっけ
あ、大事なことを忘れる所だった
トランシーバー片方置いていかなきゃ。
誰かが拾って僕にかけてくれるかもしれない
そんな期待を込めて。
トランシーバーを置いて1週間がたった
トランシーバーは1回も音をならしていない。
かけてみようと思ったが手を止めた。
向こうからの連絡を待とう、そう思った。
そして時間が過ぎ去り
買った当時小4だった僕も今では高校生。
トランシーバーの箱を改めてよく見ると
“応答出来る距離は100m圏内”と書かれていた。
僕の家と公園は少なくとも100mは離れている。
つまりどう足掻いても連絡出来なかったのだ。
毎日トランシーバーの前で待機していた
僕が馬鹿だったみたいだ。
でもあの瞬間はいつも楽しかったな…
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「え?そっちはトビラ開いた?」
『オーバーって言えカス オーバー』
「オ-バ-オ-バ-オ-バ-オ-バ-オ-バ-オ-バ-×?」
『ふっw』
『あーもう疲れたー』
「らっだぁずっと叫んでなかった?w」
『ぺいんともだろぉー?www』
「まぁらっだぁのせいでなッ」
『人のせいにすんなーwww』
『あ、そういや今度名古屋行くんだけどさ』
『ぺいんとの家行っていい?』
「えっお前くんの!?!?全然来ていいけどw」
『じゃあ遠慮なくお邪魔しまーす^^』
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『お邪魔しますよっ…と』
「はーいいらっしゃーい」
「えーらっだぁ俺ん家来たけどなにすんの?」
『あ、何も考えてねぇわ ガハ』
「ふざけんなよまじでwww」
『そういやお前ずっとオーバー言ってたよなw』
「お前がオーバーって言えって言ったやん!w」
『言ったけど多すぎだろ回数がwww』
「まぁ?wwwwあ、そういえば俺持ってるわ」
「片方だけだけど」
『まじぃ?えーみたーい』
「じゃあ取ってきますよ」
そう言って立ち上がり、自分の部屋に行った。
「あった……え?」
トランシーバーは先が赤く光っていた。
100m圏内にもう片方があり連絡が出来る合図。
まさかと思いながららっだぁがいる所に戻る。
「ただいまー」
『おかえりー…それがトランシーバー?』
「うん、でさ、らっだぁ」
『んー?』
「お前もう片方持ってんじゃねぇの?」
ビ—-ッ
「ッッッァァァァ!?」
「びっっくりしたぁ…!」
『うるっさ!!ぺいんとの声www』
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ザッザザ…
「はいこちらぺいんとでございます…ッw」
『はぁ?オーバーって言えや』
『こちららっだぁですオーバー』
ブチッ
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「にしてもお前がもう片方持ってたのか…」
『かっけぇのあんじゃぁ〜ん的なノリで』
『定期的にかけてたけど応答こなかったよね』
「あれ100m圏内じゃないと鳴らないらしい…」
『え』
『じゃあ意味なかったって事…!?』
「俺も高校生の時にようやく気づいたわ…w」
『俺ら馬鹿ってこと!?!?!?www』
「そういうこと…www」
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連絡が取れない事を悟って
買ったことを後悔したトランシーバー。
今では笑い話になった
思い出をくれた最高のトランシーバー。
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コメント
9件
久しぶり〜!なんか見ないうちにどんどん上手くなってる気がする…w
はーいもうけっこーんしき〜
𝑺𝑼𝑲𝑰𝑫𝑨_______