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悲い蝶

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悲い蝶

1 - 悲い蝶

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11

2024年08月30日

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悲い蝶

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ある所に、

ただ光っているポツンとした寂しい蝶が

ゆっくりと飛んでいた。

蝶はずっと伸び悩んでいた。

ずっと、ずっとひとりで歩んできた。

この、羽で。

他の蝶は、みんな賢く、{優秀}だった。

ただ、この蝶、この蝶だけ違った。

なんで、なんで自分ばっかりと、

いつも伸び悩むばかりだった。

そんな蝶は、

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悲しみを覚えた。

辛い、孤独。

皆からは嫌がれ、 避けられ、

馬鹿にされる。

そんな蝶は

我慢をするようになっていった。

次第に我慢するのが増えていき、

無理をするように、

そんな日々が続くのは、耐えれない。

何度も、耐えに耐え、そんな自分が

ちっぽけに見えた。

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次第に身体は紅くなり始める。

この蝶だけ、光っているため、

仲間からも、 感情が分かる 。

もっと馬鹿にされて、不快感を抱き続け、

次第に身体の紅は日が変わるたびに酷く。

そして蝶は、

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怒りを爆発させた。

仲間から離れ

ひとりで飛んでいき

誰からも見えないところまで

それからの生活は酷かった。

ひとりで食べるものを探したり 、

食べられそうになったり、

散々な日々だった。

少し、色は戻ったが、前の経験があり、

まだストレスは溜まっている。

蝶は少し、考えた。

どうして

自分は怒ってばかりいるのだろうと

蝶は一気に冷めて、身体が冷たく感じる

蝶は、全てどうでもいいように思った。

何も考えず生きれたなら

そう、切に願うのであった。

蝶は、ある光を見た。

それは、白く、美しい光る蝶だった。

それを蝶は、追いかけた。

だが白い蝶は、姿を消した。

蝶は、困惑していると、

いつの間にか自分の色が染まっている事に

気付いた。

それからの生活は、

上手くいく事が段々増えていった。

次第に蝶は気付き始める。

努力は、実るのだと

蝶は、生きる喜びを知った。

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色んな経験を積み上げ、

本当の自分を知れた。

悲しい事も、驚いた 時も 、

怒りが爆発しそうな時も、

そして、嬉しい時も、

全部、全部大事な事だと知れた。

やがて、蝶には命日が訪れる。

蝶は白くなり、亡くなる3分前。

蝶は、ある所へ行った。

それは、白い蝶が飛んで行った道。

白い蝶は、その道に飛んだ

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蝶はふわふわと、飛んでいき、消える。


そこで見ていた 一匹の蝶が

困惑していると、

自分の色が染まっているのに気付いた。


気付いていないだろう

その日見ていた蝶が

いつか報われる

本当の自分の姿を

見たんだってことを



[終]

作者

Coffee

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3

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蝶凄い

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