テラーノベル
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あきけちゃ注意!!
キス表現ある!
「」at〖〗mz(pr)
本人様に関係ありません
at視点
うーんやっぱりそうだよな…
ぷりの様子がおかしいことに気づいたのは
レッスン後のご飯の帰り道。
忘れ物をしたからという理由でレッスン場から戻ってきたぷりの様子がおかしかった
ただその様子はほんとに僅かな変化でしかなくて気のせいかとあの時はそう思ってた
ぷりの様子がおかしいと感じ始めたのは
会議が終わった後だった
ちぐに呼ばれて出ていくぷりを尻目に
まぜが俺に話しかけてきた
〖なぁ、最近ぷり変じゃね〗
「ん?そうか?
いつもと変わんない気がするけど」
〖いや、多分あいつのことだから
平然を装ってるだけで何かあるぞ〗
原因は分かってない感じがあるがまぜが言うなら間違いないだろう。
まぜは人一倍空気を読むのが上手いからそいうのがわかるんだと思う
なるほどな、本人に聞いてみるか…
と考えているとまぜが寂しそうな顔で見つめていた
目線の先を見るとあっきぃとけちゃおだった
「あっきぃとけちゃお最近ずっと一緒にいるよな。ほら今もイチャイチャしてる」
〖おい、気持ち悪いって〗
そんなこと言いつつもあの二人のことを一向に目を離さないまぜ
最近けちゃおといれなくて寂しがってんだなまぜも案外可愛いとこあんじゃん
という冗談は置いといてたしかに
あっきぃとけちゃおが一緒にいることは増えた。
もともと仲良いしあっきぃが癒しって言ってたのもあるから本当に落ち着くんだろう
まぁ昨日も色々配信してたしな
そう思って話しかけようとすると突然あっきぃが
自販機で遅かったやつが奢りとでかい声で
言うもんだから俺らは一目散に自販機に向かった。
息を切らしながら自販機の前に立つ
まぜが1番に自販機について喜んでいたが
いくら待ってもあきけちゃが来る様子はなかった。
あっきぃにやられたわと思いながらエナドリを片手に元の場所に戻る
「完全に俺ら邪魔扱いされたなー」
そいうとつまんねーとか言って不貞腐れてるまぜ、あまりにも分かりやすい
〖おい、あれあっきぃじゃね?〗
「あ、ほんとだ。」
なんでこんなところにいるんだ?
俺たちから隠れてんのかな?
あ、けちゃおもいる。
1発殴ろうぜとまぜが近づくが俺はそれを引き止めた
いやいや待て待て。
俺は気づいてしまった
もしかして…そんなことあるのだろうか
いや、まさかな
けちゃおを見るあっきぃの顔が友達を見る時の顔じゃなかった
穏やかで優しい表情あれは…
そうこう考えてるうちにあっきぃの顔がけちゃおに近づいて、、、
え?近づいて?
俺は瞬時にまぜの目を隠す
間に合ったかは分からないけど
俺は見てしまった
あっきぃはけちゃおにキスをした
俺とまぜは一目散にその場から離れた
––––––––––––––––––––
まさかメンバーの恋愛事情を知ってしまうとは、、、2人の最近の行動が何となくわかった気がする。最近一緒に居たり、俺たちを邪魔扱いしたのもこれが事情なのだろう
2人は付き合ってるのだろうか
そんなことを考えてるとまぜが口を開いた
〖まさかあっきぃがけちゃおのこと好きだなんてな。〗
まぜもあの表情を見て気づいたのだろう
あっきぃはいつ好きになったのだろうか
俺たちが今まで気づかないなんてことあるのだろうか
そもそももし仮にあの二人が付き合っていたなら俺たちに話さなかったことがショックだ
俺らはこれからどうやって普通の顔で接すればいいんだ
そう思ってると
個室からぷりの声が聞こえた
珍しく声を荒らげている、どうしたんだろうとドアノブに近づくと
〖俺の気持ちなんていらんやろ〗
〖それであっきぃが幸せになってくれるなら〗
思わず、体が固まった。
どいうことだ?ぷりはあっきぃのことが?
そうか、、、
俺はまぜがぷりの様子がおかしいと言ってる意味をようやく理解した
忘れ物を取りに行ったあの日
俺らは先に店に入って注文してたがあまりにも遅かったため心配したあっきぃが迎えに行ってたんだ。
あの日ぷりはあっきぃに恋をしたんだ
でもあっきぃはけちゃおのことが好きなのを知って、だから様子がおかしかったのか
全てが一致したそう感じた
俺は小さく笑った
これは面白い展開になってきた
その様子を見てる黒い眼差しがあった
ことを知らずに
コメント
2件
ありゃまー、複雑になってきました😱 どうなるのか先が全く読めず。 楽しみにしてます