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第5話 - aktg アイス続き

104

2025年04月24日

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かち

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前回のaktgアイスの続きですっ！リクエストありがとうございます！！💕

ak視点

コンビニを出てふたりで歩く道。

ちぐちゃんは片手でアイスを食べながら、もう片方の手をポケットに入れて、ふわふわ歩いてる。

その何気ない仕草が、なんでこんなに可愛いんだよ。

ak……手、つないでもいい？

tg え？アイス持ってるけど

ak じゃあ、その反対の手、俺の、空いてるよ

ちょっと笑って、ちぐちゃんはポケットからそっと手を出す。

俺の手に触れた瞬間、冷たくて、でもちゃんとちぐちゃんのぬくもりがあって――

指を絡めたら、ちぐちゃんはまたふにゃって笑った。

tg ……あっきぃの手、あったかい

ak ちぐちゃんが冷たすぎるんだって。アイス食べながら手つなぐやつ初めて見た

tg ふふっ、たしかに

そんな風に笑ってる横顔を、こっそり見つめる。

さっきの告白が夢みたいで、でもちゃんと繋いだこの手が、現実だって教えてくれてる。

その夜

布団に入ったけど、ぜんぜん寝つけない。

スマホを見ても、ちぐちゃんからの通知はない。

でも、それがちぐちゃんっぽくて、また笑ってしまう。

俺から送ってみるか――って思って、ぽつんとメッセージを打ち込んだ。

ak『ちぐちゃん、今日めっちゃドキドキした。手、つないでくれてありがと』

しばらくして、ぽん、と返ってきた通知。

tg 『手、冷たかったでしょ。……でも、嬉しかった』

指先でその文字をなぞって、ふっと笑う。

あのときの、照れた声。ちょっとだけ赤くなってた耳。

繋いだ手のぬくもり――全部、まだ残ってる。

この想いが、幻じゃないって思いたくて。

ちゃんと、言葉で返した。

ak 『ちぐちゃんが隣にいてくれるなら、冬でも氷でも平気。ずっと、そばにいて』

送ったあと、スマホを胸に当てた。

目を閉じる。

今日のちぐちゃんが、まぶたの裏で微笑んだ。

……俺、もう絶対、手ぇ離さないから。

終わりですっ！！リクエストありがとうございましたっ！他にもあったらコメントお願いしますっ！リクエストぼしゅーちゅー！