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「 元貴! 」
また君に名前を呼ばれたい。
その笑顔が1番好きだった。
20XX年___。
「 元貴、今日のスケジュールは? 」
と言って涼ちゃんこと藤澤涼架がこちらに来た。
「 今日は…いや、特にないかな、? 」
「 え、ほんと!? 」
「 うん 」
俺はなんだか嫌な予感がした。
涼ちゃんがこんなに目を輝かせるってことは…。
「 高校の時の同窓会行こっか! 」
…同窓会…?…高校?
「 はぁぁぁぁぁぁ!?!? 」
現在 18:25
ラフな格好で大丈夫なのだろうか…。
同窓会といえばお洒落したりするべきだし、
「 元貴!洋服買いに行こっか! 」
「 え、…まじで、? 」
「 だって、会いたい人いるでしょ? 」
「 …っ、…それは、…そうだけど、 」
否定はしない。
高校の時、好きな人に告白できずにここまで来てしまったから。
その人は凄い素敵な人で誰からも愛されていた。
まだ友達でいたら、俺はきっと
Mrs. GREEN APPLEにその人を誘っていたのに。
でももう友達ですら…ないのかな。
「 てかまず居るか分かんないでしょ、 」
「 今回の主催者は僕の友達だよ?
来てるか来てないかはわかってます! 」
「 …だから誘ったんだ、 」
「 そーゆーこと!笑 」
涼ちゃんのくせにこういう所だけは賢い。
そして俺たちは服を買いにいった。
服を選んだ結果。
俺はスーツに黒いネクタイ。ただ、第1ボタンを開けろと言われた。(Harmony衣装)
涼ちゃんは白ワイシャツにベストを来て水玉ネクタイをしている。(Harmony衣装)
無事に服を調達できたので同窓会をやっている
会場へと足を運んだ。
高校の時に仲良かった人は限られているから
正直、全然楽しめないと思った。
「 え、…大森くんっ、!? 」
「 は!?ミセスの!?!? 」
みんなすぐに俺と涼ちゃんの所に集まってきた。
「 人気者だね元貴! 」
そう言って涼ちゃんは俺の横でニコニコしていた。
「 俺、用あるのは1人だって、 」
「 いるよ?ほら、あそこに 」
涼ちゃんは真っ直ぐ指を指す。
集まってきた人は指さした方を見たと同時に
少し道を開けた。
そこに居たのは俺が高校の時に好きだった
若井滉斗だった _____ 。
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