コメント
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うわぁぁぁ…途中から察した途端奇声出ましたよ、、ほんと天才もしかして人生10週目ぐらいですか?
はぁっはぁっはぁっ(発作)ストーリーが天才ですね。
どういうシーンやろってずっと考えてたら最後繋がって鳥肌っ!毎日投稿しててこんな意味深な内容をどんどん思いつけるなんて…、、((憧れです
注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・死 表現があります。
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ci「emさん」
突然、上から声が聞こえた。
懐かしい、ふわふわとした声。
em「…久しぶりですね」
彼に花を渡す。
彼は花を受け取ると、私の頬に手を当てた。
ci「あたたかい、」
em「…手冷たいですね」
彼の冷えた手に手を重ねる。
ひやっとする手を温めようと試みる。
そんなことは無意味だと、知っているけれど。
ci「明日から、また雨やね」
em「ですね、雨は嫌いです」
ci「俺もや」
空を見上げてそう言う。
彼も、私も、皆も、雨が嫌いだ。
雨の音で、周りの音がかき消されて、
気づいたくても気づくことが出来ない。
どれだけ憎んでも、どうしようもない。
ci「もうすぐ日が落ちるな、」
em「ですね、」
ci「帰ってしまうん…??」
em「…はい、迎えが来ますので」
ci「次は来年かあ…」
em「すみませんね、明後日に戦争がありますし、」
彼の周りをぱぱっと掃除する。
上から水をかけて、彼の足元に酒を置く。
zm「emさーん!!帰るでー!!」
後ろから大きな声で呼ばれる。
しゃがんでいた足を立ち上げて、返事をする。
すると、zmがこちらに寄ってきた。
zm「やほ、久しぃな」
ci「やほ、元気しとった??」
zm「皆も、俺もな、」
「お前がおらんから、寂しいで??」
ci「…んふふ、すまんな」
「俺もこんなつもりは無かってん、」
zm「……じゃあな、帰ろかemさん」
em「…はい」
zmは、後ろを振り向き私の鞄を取って、出ていった。
彼の声はzmには届かないらしい。
ci「…じゃね、また待ってる」
em「はい、では来年…」
ci「うん!!元気でな!!」
元気よく手を振ってくれたので、振り返す。
彼は満足そうに笑顔を浮かべて、天へのハシゴを登っていった。
そんな彼が、天に登りきるまで、車から見ていた。
雲の中に消えたことを確認して、zmに伝える。
zm「よし、じゃあ帰るか」
em「はい」
車の窓から入る風に吹かれながら、空を見る。
夕日が橙色に輝いている。
彼のことを連想させる色だ。
em「ciくん、今度rbさんの歌聞きたいって言ってましたよ」
zm「じゃあ、来年はrbも連れてくか」
em「よろしくお願いします」
zm「それにしても、なんでemにだけ見えるんやろうな」
そう。
彼、ciはもうすでにこの世に居ない。
彼は、大雨の中の戦争で命を落としてしまった。
大雨の中、彼は必死に私たちに助けを求めていた。
大声を出して。
それでも、雨音で声がかき消されて、
私たちにその声が届くことは無かった。
ただ、私は嫌な勘が働き、ciくんの危機に
気づくことが出来た。
ciくんに駆け寄って、服をかけて、
snさんの所に連れていこうとした。
でも、間に合うことはなかった。
そんな彼の姿、声は、何故か私にだけ
伝わるらしい。
私は、彼のためにも、この人生を生き延び無ければならない。
短編でした!!
すみません、長く書ける気がしませんでした(
最初、zmさんとciくんの会話、
よく見ると実は繋がってないんですよね。
最初は、ciくんがもうこの世に居ないこと、
emさんが訪れているところは墓ということは
直では書かないようにしてるんですよ!!
連想をすることは出来るんですけどね。
それより、関係ないんですけど、
今凄くチョコモナカが食べたいです