・過去の配信アーカイブやボイスが追えていないので口調迷子

・解釈違いを感じた場合はこの小説を閉じてもらって構いません

・誤字、脱字がある場合は見つけ次第コメ欄より申して頂くと即座に修正致します

・物語の展開など少し変だと思いますので暖かい目で見守り下さい

以上を理解した方は

Let’s go↓

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

その日の朝はとにかく目覚めが良く、気持ちが良かった

こんな日は僕の人生の中で本当に稀だと。

そんなことを考えていると僕と不破くんからLI○Eが来た。

不破くんとは僕と同じ🌈🕒所属のライバーである。

僕と不破くんの関係については1話を見てくれると助かる(メタ発言)

LI○Eの内容を要約すると甲斐田くんについて相談がある、カフェに来てくれないか

….とのこと。

別段、行かない理由も無い

僕は不破くんに連絡をしてカフェに向かうことにした。

カフェに着くと不破くんはまだ着いていないようだった。

適当な席に座り、スマホを弄っているとすぐに不破くんが店に入ってきた。

「ふわっち！こっちこっち~ｯ！！」

「もちさ~ん…..」

不破くんはガタ、と音を立てて椅子を引き、座った。

「何頼みます~？」

「んと….これと、これ！」

「もちさんは？」

聞かれたのでパンケーキ、と答えると「可愛いなぁ」と馬鹿にされた。

「…..で、早速なんですけど」

そう言って切り出すと不破くんは予想外の言葉を口にした。

「俺、甲斐田のことが好き、なんすよね…」

純粋な話だと思った。

でもその考えは、すぐに消えて無くなることになった

「……甲斐田って、ほんと可愛いんですよ」

「ちょっと天然で、抜けてて歌上手くて、ギターとか弾けて

いじられキャラだし……」

そこまでは肯定だった。

その真実は変わらないからな。

ただ、”そこまでは”

「だから盗聴器、とか付けても全然バレなくて、w」

盗聴器。

以前ろふまおの収録時に甲斐田くんの家から盗聴器が見つかった、との報告が入った。

もしかしたら、それは不破くんが。

あの時確認してたのは不破くんが──

「いや、この前の奴俺じゃないっすよ？w」

一安心だ。

「……この前の奴は、ね？」

なるほど、察した。

いや流石に甲斐田くんモテすぎじゃないか？少なくとも2人以上に盗聴器付けられてるって….

いや、これは僕が楽観的すぎるな。もっと重く捉えるべきだ。

…..甲斐田のことになると重く出来ねぇんだよな….

いや、本当のこと言うと

…..不破くんにはそんな盗聴器、とかそういう重い愛じゃなくて….

「….いつか、純粋な愛にしてくださいね」

純粋な愛にして欲しいんだ。

「甲斐田くんに想いを伝えて、その答えが肯定でも否定でも」

「純白の愛に変えてください」

本当に、頼みますよ。

不破くん。

「…..分かってる、

そんなん、最初から心に決めてるわｯ、w」

「…..なら良いですけど」

後、気になるのは…..

盗聴器を仕掛けたのは不破くんと、…..誰か。

「……俺的には他のライバーさんちゃうかな、って思ってる」

その会話で候補に出たのは甲斐田くんの同期の2人。

どちらか、もしくは…..

どちらも。

「もちさん最近元気？」

ああ、その話か。

「……でもｯ、自傷は収まってきたんですよｯ、！！」

これは本心。いや本当に。

「そうか、偉いな！」

褒めてくれたのは普通に嬉しいし、照れる。

「無理せんといてな？」

「勿論ですよ、…..がっくん達怖いんでw」

本当にがっくん達に○されそうだからな….

「確かに….黙ってなさそう」

「今日はありがとうございました！」

そう言って解散した。

「ｯはぁ~ｯ、」

流石に今日は疲れた。

目に映ったのは

カッター。

ツー、とカッターが紅い線を描いていく。

そして2個、3個と線が付いていく

美しい、本当に。

…………ｯあ、やっちゃった。

収まってきたばっかりなのに。

やってしまった。

それでも手は止まらない。

ザク、ザク、と描く線はどんどん雑に、深くなっていく。

苦しい、痛い

痛い、いたい、苦しい、くるしい、しんどい、つらい、つかれた、やめたい、しにたい。

たすけて、いやだ、ぼく、ぼくは。

違う、僕には大切な人がいる

でも、でも

しにたい

手が震える

息が荒くなっていく

息が、できない

過呼吸。

しんどい、たすけて

いやだ

いやだ

いやだよ

たすけて

ふわっち、がっくん、くずは、かなえくん、しゃちょう、かいだくん

たすけに、きて

周りには血塗れたカッター、腕は紅く汚れてる、

こんな姿をアイツらが見たらどう思うかな。

…..かんがえたくないな

そのまま僕は深い眠りについた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

以上、ありがとうございました