君が溶けるように

視点転換有り

太中です

地雷の方はお気を付けください

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「あのな、太宰」

中也が今にも泣きそうな顔で見つめてくる

「おれ、病気になっちゃったんだ」

「そっか…」

「なんて病気なの？」

やっぱり太宰は優しいんだな、

「チョコレエト病って言う病気で…」

「なぁんだ、其れのこと」

「手前、分かって…？」

「巷で話題なんだから耳にも入るよ」

二人の間に気まずい沈黙が走る

「御免な、太宰」

柄にもなく今にも泣き出してしまいそうだ、一体誰が俺をこんな風にしたのだろうか、俺を弱くしたのだろうか。

「ねぇ、中也？」

「でもね、私はこんな事で君を捨てたりしない」

「何故なら私達は運命のーー」

次回「運命」

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相変わらず短いくせに更新頻度ばか低くて御免なさい。私は生きてます