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※本人様関係なしです
口調迷子あり
二次創作 実在の人物とは関係ない創作です。
キャラ崩壊あり
学パロ
葛葉受け地雷の人は🔙してください
宇佐美リト×葛葉
『一緒に』
宇佐美 「」 葛葉 『』
⸻
放課後、人気の少ない廊下。
窓から入る風が少しだけ涼しい。
「あれ、ずーはまだ帰らないんですか?」
後ろからかかる声に、
葛葉は振り返らずに答える。
『…帰るけど』
「じゃあ一緒にいいですか!」
即。
間もなく。
『は?』
驚いたように声を出す。
振り返ると、すぐ後ろに立ってるのは、
宇佐美リト。
距離が、近い。
『…なんで』
「帰りたいからです」
真顔で言う。
『一人で帰れ』
「それは寂しいじゃないですか!」
即答。
迷いがない。
『…意味わかんねぇ』
ため息。
でも、そのまま歩き出す。
「ありがとうございます!」
嬉しそうな声が、すぐ隣から聞こえる。
いつの間にか、並んでる。
『…ついてくんなって』
「ついていってないです」
さらっと言う。
「隣にいるだけです」
『同じだろ』
「違います!」
きっぱり。
でも、距離はそのまま。
むしろ少し近い。
『……近い』
「そうですか?」
言いながら、ほんの少しだけ寄る。
『やめろ』
「やめません」
即答。
『…は?』
思わず顔を見る。
リトは、にこっと笑ってる。
「嫌ですか?」
一瞬、言葉が詰まる。
『…別に』
ぼそっと返す。
それだけで十分。
「じゃあいいですよね」
当然みたいに言う。
そのまま、歩幅を合わせてくる。
ぴったり。
「『……』」
しばらく無言。
でも、嫌な沈黙じゃない。
「葛葉さん」
少しだけ声が落ちる。
『なに』
「今日、ちょっと疲れてません?」
一瞬、足が止まりかける。
『…別に』
いつもの返し。
でも少しだけ弱い。
「そうですか」
それ以上聞かない。
ただ——
ふっと、手が伸びる。
『…は?』
軽く、袖を掴まれる。
ほんの少しだけ。
『何してんだお前』
「逃げないようにです」
真面目な顔。
『逃げねぇし』
「でも、いなくなったら嫌です」
一瞬、言葉が止まる。
『…は?』
「だから、ちょっとだけです」
軽く握る力。
強くない。
でも、離さない意思はある。
『…離せって』
「嫌です」
やっぱり即答。
でも声は柔らかい。
『…めんどくせぇ』
そう言いながら——
振り払わない。
そのまま歩く。
少しだけゆっくり。
宇佐美がついてこれるように。
「『……』」
また少し沈黙。
その中で、宇佐美がぽつりと呟く。
「安心します」
『何が』
「こうやってずーはの隣にいると」
さらっと言う。
照れもなく。
『…は?』
意味わからん、って顔をする葛葉。
でも——
袖、外さない。
むしろ少しだけ、引っ張られてもそのまま。
「ずーは」
『なに』
「手、冷たいですね」
言いながら、今度は袖じゃなくて——
手首に触れる。
『っ、…!』
一瞬、反応する。
でも振り払わない。
『やめろって』
「すぐ離します」
言いながら、ほんの少しだけ触れてる。
確かめるみたいに。
「…ほんとに少しだけです」
そう言って、ゆっくり離す。
でもその代わりに——
また袖を掴む。
『お前なぁ…』
呆れた声。
でも、怒ってない。
「すみません」
小さく笑う。
「でもやめませんよ」
『謝る意味あんのかよ』
「あります」
即答。
そのまま、また歩く。
出口が近づく。
「ずっくん」
最後に、もう一度呼ぶ。
『だから、その呼び方は──』
「明日も、一緒に帰っていいですか?」
一瞬の間。
『…!』
葛葉は視線を逸らして、
『……別に』
と、小さく言う。
でも——
そのまま、少しだけ歩くスピードを落とす。
宇佐美が並びやすいように。
「ありがとうございます」
本当に嬉しそうな声。
その隣で、葛葉は何も言わない。
でも——
掴まれた袖を、最後まで振り払わなかった。
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コメント
4件
rtkz最近最推しなりかけだから見れて嬉しいです!!
rtkzってやっぱ……良いですよね。 もっと増えて欲しい……、