前回のあらすじ オルカ寮の人たちは美味しそうな名前だった
『そう言えばお腹空いたな…』
カルパッチョだのマカロンだの聞いたせいでお腹空いたじゃん。
『食堂行こ…』
んーやっぱオムライスかな…けどタコのカルパッチョも捨てがたい。
デザートはマカロンで決まりだな。
よし決めた。
『タコのカルパッチョとマカロンください。飲み物は水でいいです。』
食堂の人「わかりました!少々お待たせください!」
というか、どんだけ引きずるんだよ!けどもうタコでいいよねあの人。
マカロンさんはインパクトが強すぎて忘れようとしても忘れられないな…
食堂の人「お待たせしましたー!」
空いてる席は…あったあっtええ…
なんであんなにあの人の周りだけ空いてるんだ…
あの人とは皆さんご存知あの人、タk…じゃないカルパッチョ君です
なんであんな避けられてるんだ…あの机10席くらい空いてるぞ…
なんか嫌われる様なことしたんかな…まぁ気にしないけど
なんならもうあそこしか空いてないしね
『隣座るよ』
え…何…なんか急に周り静かになった…こわ…早く食べよ
『ん、美味しい』
タコ美味しいな。次はオムライスにしようかなーなんて考えてた時
パッチョ「…君は僕が怖くないのかい?」
何言ってるんだこのパッチョ。
『別に。怖くないけど。逆になんで怖がるの?あこれも美味しい』
『そもそも、君はなんでそんなに避けられてるの?』
パッチョ「それは僕の魔法のせいだよ」
『というと?』
何故だろうか。普段はこんな事無いのにすごい気になる。
バリアでも張ってんのかってくらい避けられる理由が…!
パッチョ「僕の魔法は、自分が受けた痛みを相手にそのまま与える魔法」
『へぇー』
『つまり今私が君を殴ったら私に返ってくるのか…』
パッチョ「僕にダメージは無いけどね」
パッチョ「だから僕は避けられてるんだ。わかったら早く離れなよ。痛い思いしたくないならさ。」
その時私の何かがもう一度目を覚ました。それもとびきりヤバい奴が。
『それ…羨ましすぎる』
パッチョ「は?」
『だって一方的に相手を痛ぶれるんでしょ?しかも自分は痛みを感じない?』
これはまずい…
『可愛く苦しんでるところを自分は傷つかずに見れる…?そんなの…』
やばい…止まれ…!言っちゃ…
『最高すぎる…♡』
『あ…』
終わった…全部言っちゃった…私の癖…全部…
パッチョ「それ…どういう事?僕の魔法が羨ましいの?」
『…ごめん。やっぱ今の全部忘れて。じゃあね』
あー…やらかした…ごめん母さん父さん、“また”やっちゃうかも
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また長くなっちゃいました…
今作では、ネアにちょっとだけ“俺”の要素を足そうと思ったんですが、
書いてから思ったんです。「あれ?俺って結構ヤバい奴だったじゃん。苦しんでるとこ
可愛い可愛い言いながら見てるやつじゃん。ネアちゃん狂っちゃうじゃん!」
と。しかし、消した後のストーリーが思いつかず、ネアちゃんは狂人になってしまいましたとさ。
ちゃんちゃん。まぁルナティックの意味「狂気」なんで、いいかな。
今日は録画した「新空港占拠」を見ながら書きました。テーマ曲良…声良…名言大量…死ぬかと思った…
長引いたので今回はこれで終わりです。ではサヨナラ〜
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