お久しぶりです
前垢で言ってた芸能人パロのヤンナドです
続きはあげる気になったらあげます(おい
⚠️注意⚠️
・キャラ崩壊
・冬弥が限界オタク
・猫かぶり彰人
✧︎
青柳冬弥、17歳。一応ごく普通の陰キャオタクだ。いや、正確に言えば、”前までは”ごく普通の陰キャオタクだった。
ある日街中にあるア○メイトに買い物に行ったら、たまたますれ違った芸能事務所の社長にスカウトされモデルデビュー。どうせ俺なんか人気出ないし、すぐにやめてやろう……そう思っていたのに、気づけば俺は、雑誌がネットニュースに書かれるほど有名になってしまい、辞め時を失ってしまった。つまり今は正体を隠して活動中の、隠れモデル陰キャオタクなわけだ……
そんな俺のモデル活動のモチベーションになっているのが「Project Sekai」のメンバー、「AKITO」。SNSのフォロワーが2桁の時から追っている古参で、とにかく大大大大大大大大大好き。小遣いは全部AKITOさんのグッズにつぎ込むし、ライブは必ず参戦するし、AKITOさんが出演する番組は全て録画、リアタイしている。AKITOさんが活動を辞めたら死ぬぐらいのレベルでAKITOさんを愛している。
今日はAKITOさんのソロチャンネルが更新されるみたいだし…楽しみだな……♡
✧︎
隣の席をちら、と見ると窓から空が見える。天気は快晴だ。俺の席は隣に人がいない。モデルということを隠し、陰キャのフリをしている俺には好都合……なはずだった。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り、友達と話していた人達が自分の席へと戻っていく。
担任が教室に入ってきて、ホームルームが始まるのかと思いきや、今日はいつもと様子が違う。
「実は、転入生がいるんだ。」
担任の一言でクラスメイトは一気に騒がしくなった。少し耳障りだな、と思ったが、無視して分厚い文庫本を読み進める。
「転入生は芸能活動をしていてな。諸事情により芸能学校からこの学校に転入してきたんだ。くれぐれも言いふらしたりするなよ?」
芸能活動、この一言でクラスメイトは更に騒がしくなる。さすがの俺も少し気になり、文庫本を閉じ、前髪の隙間から先生の姿を覗く。
「じゃあ、入ってきてくれ。」
ガラガラ
『っ……!!??』
夢なんじゃないか、そう思った。
転入生は先生の隣に立ち、にこりと微笑んだ。
『はじめまして、今日からこの学校にお世話になる、東雲彰人です。よろしくお願いします。』
『あ…』
AKITOさん?!!!?!!!???!
……To be continued