薄暗い部屋の中。
絡め合う2人の体と
『あっ、ふっ///ん。』
とろけた甘い声。
「おんりー顔見してよ。」
俺がそう問うと。
『いや、です///』
とかえってきた。
おんりーは行為中顔を見せてくれない。
どうしてだろうか。
日常生活では
何不自由なく接することができるのに。
俺の顔が嫌なのか?
なんて考える。
まぁそれはそれで傷つくけど。
昔おんりーに直接聞いたことがある。
そんときは耳まで真っ赤に染めて
『ぼ、ほんさんのばかぁ//』
って言われて
なんでなのか聞けなかったけど。
冒頭に戻るが
「ねぇ、おんりーちゃん
なんで顔見せてくれないの?」
と聞いてみる。
黙秘を続けるおんりーに
「教えてくれないと明日歩けないかもよ。」
なんて少し脅して見るれば
慌てて抱えてる枕からお顔をのぞかせ
『ぼんさんが
かっこよすぎて直視できないんです///』
と真っ赤な頬に涙目で答えた。
ごめん。やっぱり我慢できないかも。
そう心の中であやまって枕を取り上げた。
“もっと俺を見て”
次の日一言も口を聞いてもらえなかったのは
また別の話。
コメント
6件
だめだ、どうしてもニヤけてしまう
イヤヤヤヤヤ(別に嫌なわけではない) この作品は俺達腐女子を56しにかかってる?