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ショタコンナムギュ(28)


普通にサラリーマンとして働いている

ストーカー

ショタコンなのではなく、大人が嫌いなだけ

公園でショタ🈂️を見つけてから毎日通ってる、一目惚れ

🈂️の為に部屋を用意して、そこに監禁する

監禁を同棲だと思ってる


ショタサノス(10)


小学四年生くらい

めちゃくちゃ毒舌だしめちゃくちゃチョロい

家庭環境が複雑で、家に帰りたくないなーと思っていたのでナムにわざと捕まっている




⚠︎書き途中です

年齢操作、キャラ崩壊注意

現パロで記憶もないです

普通にナムがキモイです

メモ段階に少し手を加えただけなので支離滅裂かもしれません

続きは気が向いたら書きます






ナムギュ、現在28歳。


28年間生きてきて分かっていることが一つだけある。


社会はゴミである。

もっと細かく言うならば、大人はクズである。

クズしかいない。まぁ、そういう俺もそのクズの1人なのだけれど。


特にやりたい事もなりたいものも無かったナムギュは、そこそこの会社に務めそこそこの生活をしている。


子供の頃から小心者の癖に妙にプライドの高かった俺は、いじめの格好のターゲットであった。

毎日いじられパシられ、買ってきたパンが違う、と言ってはボコボコにされる。

教師は見て見ぬふりをするどころか一緒になって馬鹿にする始末

それでも抵抗しなかったのはめんどくさかったからだ。言い返したりした方が更に拗れることを俺は早々に理解していたのだ。

だが人には限界があるというもので、ある日ついに堪忍袋の緒が切れた俺は、いじめっ子ではなく、一緒になって笑っている教師に向かって思い切り昼飯のあんバターパンを顔面に投げつけ頭をつかみ、教卓に向かって何度も振り下ろしてやった。

鼻血が出ても泣きじゃくっても何度も繰り返した。バターが着いた顔面が鼻血と涙とでテラテラと光っていてそれはもう滑稽だった。

 その日から俺はいわゆる「キレたらヤバイ奴」

に認定され、その称号と引き換えに穏やかな学園生活を送った。


俺の目にはいじめっ子よりも、安全地帯から嘲笑う大人の方がよっぽどクズに映ったのだ。

汚い大人が、大嫌いだ。



毎日決まった時間に起き、満員バスで知らないおっさん達に押し潰されながら出勤し、上司から仕事が遅いと怒鳴られ、はいすみませんと頭を下げ定時になったら逃げるように帰る。

仕事を定時でそそくさと上がった後、家の近所にある滑り台と鉄棒しか置いてない小さな公園へ足を運ぶ。

これが最近の日課だ。

公園に着くと小学生高学年ぐらいだろうか、毎日元気に走り回っている4人組の子供がちらりとこちらを見たが、すぐにどうでもいいというように目を逸らされた。

特に気にすることなくベンチに座って、仕事用鞄に入れていた小説を取りだし開く。

文字を追う振りをしながらも、今日も視線は元気に走り回る子供たちに注がれていた。

気弱そうな少年2人と、気が強そうな少女と少年。


その中で特に目を引く、ふわふわとした紫色の髪に、まだ声替わりのしていない幼い声、人形のような綺麗な甘い顔立ちの少年がいた。

彼の名前は、どうやら「サノス」というらしい。彼らの会話から盗み聞いた物なので、直接聞いた訳では無い。本名かは分からない。

サノスはいつも皆の中心にいて、コロコロと変わる表情と読めない行動が見ていて飽きない。


3週間前、仕事で疲れて人生どん底の時に、何気なく立ち寄った公園で初めて出会った時から彼から目が離せなくなってしまった。

彼には何か人を惹きつける才能があるのかもしれない。その日から気づけばここに通うようになり、自宅には盗撮した写真が溢れている。

先に言っておくと、断じてショタコンでもゲイでもない。

現に今興味があるのはこの中でもサノスだけだし、クズで汚い大人が嫌いなだけだ。

自分がおかしいとも思わないが、世間一般的にはきっと狂っているのだろう。

そんな事を考えながら、元気に走り回るサノスを見つめていた。彼の笑顔が、今の俺の生きがいだ。


しばらく観察に夢中になっていたら、手に持っていた小説に水滴が落ちてきた。

水滴はやがて雨になって、ポツポツと降ってくる。子供達は雨が降り始めた事に気づくと、すぐに集まって話し合いを始めた。


「あにき!濡れちゃうと風邪ひきますよ!」


「雨が強くなる前に、今日はもう帰った方が良さそうね」


「おー…そーだな〜」


はっきりとは聞こえないが、今日はきっともう帰るのだろうなと察する。

まだ遊び足りなかったのか、サノスは少し寂しそうな顔をしていた。

荷物をまとめだした彼らと同じように、小説を閉じて鞄にしまった。こんな雨だと外で遊ばないかもしれないので、明日は居ないかもな、と思い残念に思った。

じゃあまた明日!と走り去る彼らの後に続いて、折り畳み傘をさして自分も公園を出る。

サノスは、傘も持っていないのに、ゆっくりとぶらぶら歩いている。決して怪しくない 距離を保って、後ろをつけた。うるさい雨音 のおかげで足音は聞こえない、彼の家を知るチャンスだった。

激しい雨になっても彼の歩幅は変わらずゆっくりとしたものだった。もうだいぶ濡れてしまっているようだ。

どこへ行くつもりなのだろうかと顔を上げたその瞬間、ふいに後ろを振り返ったサノスとバッチリ目が合った。心臓が跳ねた。

バレたか?

彼はこちらを認識して、足を止めた。

2つの大きな瞳が、じっと見ている。


「…………」


何も無い顔して通り過ぎればよかった、と後悔するのも遅く、見つめあったまま動けなかった。ショタコンとして警察に通報でもされるのだろうか。それとも怖いキモイと泣き出されるのだろうか。

どちらにせよ、彼に認識してもらえたことが嬉しくて、もうどうにでもなって欲しかった。

多分少しにやけていたと思う。

しばらくの沈黙があった後、彼が小さな口を開いて、言葉を紡いだ。 


「おっさんさ、もしかしてしょーにせいあいしゃなの?」


「……………はい?」


                 《ショタコン》

「いやだから、小児性愛者なの?」


何を言われたのか分からず、ポカンとしていると、無表情のまま彼は続ける。ずぶ濡れになったスニーカーを水たまりにびちゃびちゃとさせながら、


「ずっと俺のこと見てたよな、おっさん

俺、そんなに可愛いの?」

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コメント

4

ユーザー

うわぁめっちゃ続き見てぇ、、、

ユーザー

え、ちょ、好きです、

ユーザー

うわぁぁ好きぃ 続き見てみたい!

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