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「え…?」

その光景を目にした俺は体を震わせた

「母さん!?嘘だよな…?嘘だって言ってくれよ!」

「ごめ…ん…ね…」

「!?謝る必要なんてない!!!!!!今救急車呼ぶからな!!!!!!」

プルルルルルル…!

「もしもし、110番です。」

「緊急です!」

「どうされましたか?」

「母親が刺されてしまって!」

「分かりました。住所をお伝えください。」

「××区𓏸𓏸、1_6_34です!」

「分かりました。すぐにパトカーと救急車を手配します。」

「はい!」

ピーポーピーポー…!

町にパトカーと救急車のサイレンが鳴り響く

pm7:56

救急団員が部屋に入ってくる

「ここです!」

「分かりました!」

警官は取り調べを行っていた

「すみませんが、ウイルスの関係で付き添いが出来ないんですよ。」

「そうなんですか…」

「ですので後ほど病院にいらしてください。」

「分かりました!」

急ぎ足で病院へ向かう

病院に着き病室に行こうとした時

「五十嵐沙羅様の息子様ですか?」

「!?はい!」

「五十嵐沙羅様なら、搬送中に息を引き取られました…」

「え…?」

看護師の発言に俺は泣き崩れた

バタッ…



「龍君…?起きてー!」

「ん…?誰?」

「私だよ!梨結!」

「あ、梨結か、」

「でも何でここに?」

」さっき病院に行ったら倒れてた龍くんが居てさ、看護師さんが連れて行ってくれませんか?って言うから家に連れてきただけ…!」

「まじ…?」

「まじ」

「俺がここに居たら迷惑だからもう、帰るよ」

「だめ…!」

「え…?」

「時計見て!」

am1:05

「え!?」

「こんな時間に1人じゃ危ないよ!」

「確かに…」

「今日は泊まってきな!」

「いいの…?」

「うん!」

「わかった」

急遽梨結の家に泊まることになった俺は不安と安心の気持ちが混ざっていた



am6:54

「起きてー!龍君!」

「ん…!起きる、」

「龍君朝強いんだ」

「まぁな、」

「家帰って制服着替えて学校行ってきな!」

「あ、うん」


「じゃあ、またー!」

「はーい、」

ガチャ…

それにしても誰がなんの為にあんな犯行を犯したんだろう…?



ガラガラガラ…

教室のドアを開ける

「おはよー!」

「おはよ、」

梨結大きな声が聞こえる

「なんか、昨日龍が倒れてた間警官が10人ぐらいで取り調べしてたよ」

「まじで?」

「うん。」

「誰がなんの為にあんなことしたんだろーね」

「うん…」

「今日もお昼一緒に食べよー!」

「そうだね!」

あっという間に時間は過ぎ、すぐお昼になった

「屋上行こー!」

「だね笑 」

コツコツコツ…

階段に靴の足音が響き渡る

ガチャ…

扉を開けた途端昨日よりも強い風が入ってくる

梨結のロングヘアが風によって靡く

「綺麗だねー景色が」

「だね。」

「ねぇ、この前ここで飛び降り自殺があったらしいよ」

「…え…?」

次回/屋上の秘密

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