おまけ
_/ 宙 side
『輝さんって甘いもの好きっすか。』
「えぇ?何だ急に。」
『質問に答えてください。』
「まぁ、嫌いじゃねぇけど…」
『良かった。このミルクプリン貰い物なんすけど俺甘い物苦手で、』
「え、マジ?!俺ミルクプリン好き!」
「今、食べていい?」
『良いっすよ、w』
甘い物だけで態度変わりすぎだろ。でも、そんなとこも可愛い。どうせならイタズラするか。
このミルクプリンは、小さい紙パックに入っており振ってからストローで食べるものだ。だが今回はあえてそれを教えずに与えようと思う。
『それ、そのままストロー刺せば食べられるはずですよ。』
「マジか、珍しいな。」
輝さんは思っていたより単純で、すぐにそのまま食べようとしていた。
「……これ、出ないんだけど」
『本当ですか。肺活量が足りないんじゃないですか。』
「いやほんとに、どれだけ吸っても出てこねぇんだよ。」
あ〜、かわいw
まんまと騙されてそのまま食べようと頑張っている姿は、まるで5歳の食事を見ているかのように癒される。
「えぇ、もしかして食べられないんじゃ、」
そう涙目になりながら困っている。そろそろ可哀想なので教えてあげてもいいか。そう思ったその時…
「うぁ、出てきた…?」
輝さんが紙パックを力いっぱい押した。その反動でストローからドロドロしたミルクプリンが出てきたのだ。
『…えっろ、』
何故えろいかって?
そのミルクプリンが顔にかかって顔̶射̶したみたいになっているからだ。しかも、さっき涙目になっていたから完全にフ̶ェ̶ラ̶した後みたいな状況だ。
「あ〜ぁ、この服買ったばかりなのに…」
『えッ、ちょ、かがやさッ…』
「ん〜?」
「え”、何お前。なんで顔隠してんだよ。」
「俺の全裸はもうとっくに見てるだろ。」
『うぅ”っ…』
お願いだから、もう辞めてくれ…
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ふぎゃあああああすこ (?
『宙』→gmx 「輝」→m4