続きです
「今から私の女にしてあげる♡」
そう言うと太宰は何処から取り出したのか、 ローションを手に持った。
『は?てめっ何でンなもん持ってやがる!?』
「君、自分がどの位寝てたのか分かってる?」
「その間に用意したに決まっているじゃないか。」
『手前、それ、さっ最初から俺を……だ、だ』
「そうだよ?」
「君が廊下でうずくまっている時から抱くつもりだったけど? 」
『な、何で、お…かしいだろ……?』
『抱くって……そんな、だって』
『そういうのって…普通、す…す好きな奴とかにやるもんじゃ……』
「普通はそうかもね。」
「確かに私は君に恋愛感情があるかって云われたら分からない。」
「でもさ、あの時の君の顔、すっごい唆られたんだよね。」
「君程犯しがいのある人はいないと思ったよ。て事で、ね?」
太宰は中也の耳元に近づく。
そして、
「私に堕ちてよ。」
囁いた。
中也の体がビクッと跳ねる。
薬が残っている分、まだ身体が敏感だった。
それだけで更に顔が赤く紅潮する。
中也が感じたのは快感と恐怖だった。
これから自分がされるであろう事を
厭でも想像してしまう。
太宰の手は中也の顔に触れ、顎を上げさせると、唇を重ねる。
「やっぱ甘。」
『……ぇ?』
中也は突然の口付けに驚きと羞恥で固まってしまっていた。
今迄に散々な事をされたとはいえ、2人はまだ16歳だ。
絶賛思春期真っ只中。
そういう事に慣れている筈が無い。
しかし、太宰を除いて。
『な……、な何しやがる!?//』
『俺っ、の……はっは初め…て……、』
中也は泣きそうな目で云う。
「へぇー、そーなんだぁ。」
「でもね中也。君、今の初めてじゃないよ。」
『……は?』
「だってねぇ、私中也が気絶してる時に1回しちゃったっ!」
『は、はぁ!?てめっ巫山戯んなよ!!//』
「いや〜、柔らかかったよ?そしてちょっと甘いし。」
『ぐっ、具体的な感想を述べるなあ!!///』
太宰はニヤっと口角をあげると、
中也の唇を触りながら話続ける。
「初めてか〜、へぇ〜、」
『わ……悪いかよ……。』
『それと触んな!!//』
中也の言葉を無視し、太宰は無言で中也の唇を触り続ける。
『な、何か言えよ……、』
無表情。
無言。
数十秒経っただろうか、
『おい!何なんだよ!!』
『っ、んぇ!?//』
太宰は唇に触れていた指を中也の口の中に入れた。
『おいっ……ひゃめろっ、!い、やらぁっ!』
太宰は人差し指と中指で中也の舌を弄る。
『らざっ……んうぇっ、やめっ…///』
『ふぁっ…らざい、んぅっ……あがっ!?♡』
太宰は一瞬奥の方に指を入れた。
『かはっ……、はーっ、はーっ…///』
『も、やめっ……!んぁっ//』
太宰は中也の舌を弄りながら云った。
「ねぇ中也、いい事を教えてあげる。」
「口は第二の性器とも呼ばれてるらしいよ?」
『んぇ……?』
「半信半疑だったけれど中也のお陰で確信に変わったよ。どうやら本当らしい。」
太宰は中也の口から指を抜いた。
『はぁっ、//』
『い、みわかっ…ね事云ってんじゃねぇよ、 』
「意味わかんない?そんな事ない筈だよ?」
「現に中也はお口で気持ちよくなっちゃったもんねぇ?」
『そんな……事っ//』
「まあいいや、随分と脱線してしまったね。 」
「そろそろ本番といこうか♡」
またまた時間が空いてしまってすみません。
もしかしたら話がずれてしまっているかも知れません…、ご了承ください。
あと「口は第二の_。」の所で気付いた方いたかもしれませんが、
マスク男子は恋したくないのに好きなんですよ……笑
同士いませんか?
最後まで見てくださった方、ありがとうございました!
コメント
19件
☔︎/やっぱ最後のセリフマスク男子ですよね!?口は第二の…って来た瞬間頭の中にビビっ!って来ました!笑
やばい、慣れてる太も初な中もめちゃめちゃ可愛い、興奮して熱上がったかも() 口も下も一気に攻めちゃえ!(((( し、知らないやつだぁ……、調べてみよー!
あぁぁぁぁぁぁ!! 私もすき!!!! 可愛いすぎる(๑♡∀♡๑)